概要
色々な意味が含まれているのだが、現在では物申す時に、相手方の怒りに触れないようにするための方法として知られている。
「オブラート」って何ぞや? と思った人はこちらを参照されたし
例えば
相手の服装が奇抜すぎることを物申す場合
『独特だね。でも……こっちの服も似合うと思うよ?』というと『そう? じゃあ、試しに着てみようかな』と喧嘩にならなくて済む。
が……
『なんだよ、その格好 くそダサ!』というと『はぁ? 何着ようがいいでしょ?』とダイレクトに言ってしまうと喧嘩になってしまう
食べた料理が合わなかったことを物申す場合
『うーん、この料理は美味しいですが……もうひと手間加えるともっとよくなりますよ!』と良い所を付け加えて言うと 相手方の気は落ちますが、精神的なダメージは少なく、次のステップへ踏み出そうという気持ちにも繋がる。
が……
『この料理、まっず!!』と言ってしまうと相手方のダメージが大きくなってしまい、次のステップへ踏み出したくないという気持ちに繋がる。
相手の性格に対して物申す場合
『あなたのはっきりと物申すところは好きです。 が、相手の気持ちをもう少し考えた言い方をした方が良いと思います』
と言うと「発言する前にワンクッションおく」ということを相手が覚え 放つべき言葉であるか否かを考え、『これを言ったら 相手が傷ついてしまうかも……』と言葉を選んでから発言するようになる。
が……
『あなたのそういう性格は嫌いです』と言うと、『あ? んだと、こら』となってしまう。口論に発展してしまうことになったり最悪の場合、暴力沙汰になってしまうことがある。
間違った使い方
言う側が相手を怒らせるような事を物申していたにもかかわらず『オブラートに包んで言ってあげたのに……』と言っても、説得力は生まれない。
逆に相手から『オブラートに包んでないだろw』と馬鹿にされたり『あれ、オブラート破れたんじゃないの? 大丈夫?』と心配されたり、『どうしようもないな……』と冷たい眼で見られるはめになるので注意されたし。