概要
船長ドーラの子供ではないが、彼女らとは家族に等しい絆を持っており、実子のシャルル達三兄弟とも本当の兄弟のように気安い関係で、揃ってシータに惚れ込んだ。
5人とも出身国以外の経歴等は不明だが、小説版では「素質を見込み世界中から集めた5人」という記述がある。何人か(オートモービルに乗っていたのはキとク、占拠したパズーの家ではコも加わっているのが確認できる)はスラッグ渓谷でドーラ達と共に姿を見せていたが、その際は紫色の洒落たスーツと山高帽を身に着ていた。
それぞれ5人は名前が1文字だけで、本名ではなく仮名なのか、そもそも劇中でもこの名なのかは不明(誰も名前で呼ばれず設定上でしかない)。
- カ
ポルトガル出身。
右ほおに傷痕があり、黄色(金色?)のモジャ髭が特徴。子分の中では一切台詞がなく出番も少な目。
シータの手伝いをしようと厨房にドーラの息子達と多くの子分達が押し寄せている中で彼とキは姿を見せていない。ラピュタ崩壊時は宝石の首飾りを持ち出した。
- キ
エジプト出身。
街中でオートモービルを運転していた人(途中でドーラに交代させられる)。子分達の中で唯一髭を生やしていない。色黒で右目に眼帯を装着しているのが特徴。
オートモービルの運転に留まらず操縦席では無線機の操作をしているなど、アンリ同様機械に強い事を示唆する出番がある。ラピュタ崩壊時は眼帯に大粒の宝石を仕込んで持ち出した。
- ク
中国出身。
ルイと共にパズーの家を捜索した時に「女の子の服だ!」と報告した茶髭の人。ちなみにドーラー家の一人「ルイ」の名前を正式に呼んでるのは彼のみ。
この後のカーチェイスにも同伴しているなど出番は一応あるのだが、このシーン以外ではまるで目立たない。厨房では壁磨きをしていた。ラピュタ崩壊時に大きな腕輪を少なくとも3個持ち出した。
- ケ
日本出身。
シータの手伝いとして厨房で擂粉木を回していた人。黒髭で少々強面ではあるが、手伝い中アンリが部屋に入ってきた時は困り果てた顔をしていた。どうやら根は若干弱いらしい。
カと共に出番は少な目。台詞らしきものもほとんどない。ラピュタ崩壊時は宝石付のネックレスを持ち出した。
何気にジブリ作品としては初の日本人キャラでもある。
- コ
セネガル出身。
ルイより先に(最初に)仕事そっちのけで厨房でシータの手伝い(ジャガイモの皮むき)をし、シチューを最初におかわりした浅黒くドジョウ髭の人。無口である(一応、台詞はあるがおかわりした時の掛け声のみ)。ラピュタ崩壊時は冠を持ち出した。
関連タグ
マ・クベ……名前が1文字だけであるキャラクターであるため、他のガンダムと違ってフルネームで呼ばれることが多い。