概要
フィセルやバゲット等の細長いパンを横に割り、具材を挟んだ、フランス発祥のサンドイッチ。具材はチーズやハム、野菜などが定番。
ハードパンを使う事が多く、歯応えがよく、食べ応えがある。道で頬張ったり、職場への弁当に使う人がフランスでは多い。
パン・ド・カンパーニュなど、バゲットでないパンを用いることも。
由来
カスクート/カスクルート(casser-croute)は、「割る」を意味する「カセ(casser)」と、「パンの皮」を意味する「クルート(croute)」がくっついた言葉で、「固いパンの皮を割る」という意味。転じて、軽食全般を意味する。
フランスでは、カスクートという言葉は使われず、サンドイッチと呼ぶのが一般的。
日本では、フランスパン等のハードパンを使った、サンドイッチやバゲットサンドを指すことが多い。