概要
カセットデッキとは、カセットテープの録音に特化した音響機器である。古くはカセットテープ黎明期の1960年代末に登場し、1970年代から80年代にかけて高性能なモデルが続々と発売され、カセットテープ黄金期を象徴するものとして現在でも当時を知る年齢層からの人気が高い。
1990年代以降のデジタルオーディオの隆盛にともなって製造を停止するメーカーが増え、2018年現在、国内でカセットデッキを製造しているのはTEAC/TASCAMのみである。
当初はワンウェイテープ走行のシングルデッキが多かったが、80年代よりオートリバース搭載ダブルカセットデッキが、90年代にはCDプレイヤー内蔵型が、00年代後半よりテープをデジタル保存できるUSB端子搭載型がそれぞれ中心となっている。
著名なメーカー
関連イラスト
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