CV:石住昭彦
概要
アウギュステ列島のリゾート地、ベネーラビーチ付近で漁師を営む老人。
料理上手な妻がいたが死別しており、自身も長年の漁による体への負担から内臓の病を患い、漁に出ることのできない身体になっていた。
初登場イベント「薫風、白波を蹴立てる」では、空腹で行き倒れたジンを助けたことがきっかけで彼にカツウォヌスの一本釣りを託すこととなる。その縁で主人公の騎空団と知り合い、続編イベントである「盛夏、来たりて」ではシェロカルテから預かった海の家に一行を招待した。
イベント「ポーチャーズ・デイ」でもメインゲストの座こそアーマに譲ったものの、しっかり登場。まさにグラブル水着イベントの顔とも呼べる人物であったが、翌年のイベント「ビリビリ☆エレクトリカルサマー」には登場せず、「薫風〜」から続いていた夏イベント皆勤を逃す結果となった。
名前の由来はカツオ釣りにも用いられる手法の一つ「カッタクリ仕掛け」からか。
ちなみに英語版では「Kaz(カズ)」という名前になっている。
人物
質実剛健とした出で立ちだが、中身は非常に人の良い、まさしく好々爺といった性格で、荒々しさは殆どない。劇中でも、ジンを助けたりダヌアに最高級魚であるモドリカツウォヌスの切り身を快く分けてあげたりとその善人っぷりは枚挙にいとまが無く、地元民からも信頼されている好人物。また漁師としての経験や死別した妻の影響もあって、エルモートにカツウォヌスのタタキの作り方を指導したり、海の家の料理を任されたりと非常に料理上手な一面も持つ。「薫風、白波を蹴立てる」以降でも登場が多く、その度に主人公やグランサイファーの面々、地元民を助けたり頼みを聞いたりしてくれている。
技術のみならず人柄においても長年の培ったものが見える人格者である。
その他
カツオ釣りからの連想か、かなり強い土佐なまりで喋る。しかし劇中では会話に齟齬が生じることはなく、またなまりに言及されることもない。他のアウギュステ出身者が土佐なまりで喋ることもないため、その実態は謎に包まれているのが現状である。
また元々その人柄の良さから人気があるが、ファンタジー世界にあって(絵柄も)リアルな漁師の老人というギャップに魅せられたのか、ネット上ではいわゆるクソコラ素材的な方面でも非常に愛されているキャラクターである。
ちなみに三羽烏のソイヤが見られることでお馴染みの召喚石「ヱビス」は、「薫風、白波を蹴立てる」にてジンが借り受けたカッタクリの漁船である。
2020年10月29日にはテレビアニメ版『ぐらぶるっ!』で、他のプレイアブルキャラよりも早い地上波デビューを飾った。丁度、ジン絡みのエピソードがメインだったのも理由かもしれない。
関連タグ
サラ(グラブル):最終上限フェイトエピソードでは、まさかのメインと言わんばかりの出番がある。彼女は、ふと夢について考えていたのだが……。
あそぼう!ハロービーチ!:まさかのグラブルコラボで登場する展開になった、と言ってもこちらはエイプリルフールイベントだが。
カズマサ(プリコネ):プリコネ版カッタクリのような漁師。隠れた人気があったり、インパクトを残す活躍をしたりと類似要素も多い。