カトレア(ゴ魔乙)
かとれあ
「この命、この魂、時果てるまであなたと共に行きましょう」
歳 | 17歳 |
誕生日 | 10月10日 |
身長 | 167cm |
体重 | 55kg |
フリーサイズ | B89 W60 H87 |
出身 | セイレニウム |
血液型 | AB型 |
趣味 | 日記を書く |
好きなもの | かわいらしいもの |
嫌いなもの | 自信の持てない自分 |
相性のよい使い魔 | ロザリー スフレ カラール リリー |
「救いの鍵」と呼ばれる少年と共にジルバラードの災いに立ち向かう5人の乙女(以下:五乙女)の1人。黒いショートヘアーの物静かな女性。メイン武器は鞭。
ゲーム開始時に選べる最初の使い魔の一人でもある。
オーフェリアの教会で一人静かに暮らしていた真少年を魔物の襲撃から救う為、他の五乙女と共に使い魔としての契約を締結する。以後、ジルバラードを襲った災厄を鎮める為に共に旅をするようになる。
名前の由来はそのままラン科の植物「カトレア」。
沈着冷静なおとなしい性格。生真面目で、あまり感情を面には出さない。誰に対しても敬語で話す。
博識であり会話の中では解説を行うシーンが多い。一方で世間知らずな面も持ち合わせており、他人の話や反応に対して、どこかズレた解釈をしている事がたまにある。リリーから教わったダジャレを披露して、その寒さを理解せず「面白くなかったですか?」と戸惑うケースなども。
水属性に属しており、水の魔力を扱う。
真少年の事は「マスター」と呼び、常に全幅の信頼と忠誠を置いている。マスターの命令とあれば、己の身を顧みない事もする心構えである。
お出かけ画面でのタップ(おさわり)への反応では「触る時は仰ってください。嫌とは言いませんから」と、真少年にされる事なら一切拒まないという姿勢が見て取れる。
非常に容姿端麗で大抵の事は完璧に出来る為、誰からも一目置かれているものの、本人は自己を過小に評価している。何か行事を行うに当たって自信が無い事を真少年に吐露するストーリーが多い。
いかにも非の打ちどころのない出来た女性を思わせる要素が多いが、実は極度の可愛い物好き。
可愛らしいものを見つけるや目の色を変えて見つめたり興奮したりする。対象は動物やぬいぐるみだけでなく、人間の少年少女も射程内。
特にお気に入りはスフレであり、何かとスフレの可愛さに恍惚としているシーンが目立つ。他にもルチカやジギタリスも好みに刺さっており、二人から「時々じーっと見つめられてる」「たまに目が怖い」という話が聞ける。
『弾幕神』イベントでは少年化したロンゲーナー大佐に対してもこの性癖が発動し、大佐が元の姿に戻った時にはあまりのショックに空中戦の最中に気絶するという事態にまで。
お出かけで見れるストーリーの一つには、ダチュラに心の底の押し殺した感情を呼び起こされるものがあるが、それで出てきたのが「沢山のスフレさんとルチカさんに囲まれて、ふわっふわー……」というものであった(ダチュラは絶句してしまった)。
日記をつけるのが趣味だが、プルメリア曰く「マスターの事ばかり書いてある」そうな。
(実際彼女の使い魔ストーリーには真少年との出来事や思い出を日記に残すと話す内容が多い)
その正体は、セイレニウムの災厄により滅びた水辺の民の、唯一の生き残りである少女“カトレア”に、セイレニウムの守護精霊が自らの『白い魔力』と共に意識を乗り移した半神。
『黒い魔力』の増幅により暴走した自分自身を止めさせる為に、守護精霊が利用した依代である。
カトレアの中には「少女カトレアの人格」と「守護精霊の意識と記憶」が存在しているが、少女の人格の方は災厄のトラウマにより半永久的に眠った状態になっている。守護精霊はその心の隙につけこんで少女の体に入った為、カトレアは自分が「罪を犯し続けている」という強い自責の念を抱えている。自分を蔑ろにするきらいがあるのはこういった自己嫌悪の精神から来るものである。
セイレニウムの災厄の元凶たる守護精霊(セイラザード)を鎮めた後は、許されぬ罪を犯した償いとしてそこで消えてしまおうと考えていた。しかしその時、真少年に諭された事で考えを改め、時果てるまで真少年と共に行く事を誓う。
『真少年編』完結後は喫茶店のマスターになった真少年とは離れ、エンジェルとして各地で魔物浄化の任務に当たるようになった。しかしその後も暇を見つけては真少年の店を訪れ、店の手伝いなどをする事もある。
『血戒編』で血戒の楔を使用した際に豹変した性格は、普段からは想像もつかない嗜虐思考となった。
『輝亡編』では他の五乙女同様、セイレニウムの水の神殿で魔導書教団に襲われる。マリコの用いた『神の牙』という魔導書による風の呪詛を受け、じわじわと体を石像へと変えられてしまう。その時駆けつけたチコがカトレアを傷つける魔導書教団に憎悪を抱き、一度は払ったはずの『黒い魔力』に再び取り込まれかけてしまうも、カトレアはその魔力に捕われてはいけないと訴え、チコに正気を取り戻させた。
マリコに促されて、カトレアは自身こそがチコの両父母も殺した災厄の元凶セイラザードである事を告白する。それでもカトレアを守りたいとするチコは、エリオと「でこピタ」を行いマリコを攻撃しようとするも、それにセイレニウムの民を巻き込ませようとしたマリコの企みに気付いたカトレアがその攻撃を我が身で受け止め、それを最後に完全に石像へと変わり果ててしまう。
『叛光編』では他の五乙女と同様、『創世の魔力』を携えて復活。魔導書教団、及び全ての黒幕であったジルバとの最終決戦に挑む。激闘の末に『唯一なるジルバ』を倒した後は、創世の魔力を得た代償として水に還る運命が待ち受けていたが、カトレアは自身の中に眠る少女を生き残らせるべく、自分という存在のあらゆる人との繋がりを断ち、完全に忘れ去られる事を選ぶ。全てが終わった後、真少年はカトレアという名の見知らぬ少女と出会った。
『邪心編』では大悪魔の試験的な陰謀により、偽物の体を得て復活し、人々との繋がりも取り戻した。
『東國編』で手にしたたたら武器は『水伏鏡雷』の名の剣。