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概要編集

カヌチャン1000番事件とは、ポケモン考察界隈で起きた珍事である。


詳細編集

時は「スカーレット・バイオレット」の発売直後、まだパルデア地方で初登場したポケモンたちの全国図鑑番号が発表されていなかった頃。

有志によって新ポケモンのコード番号が解析され、その結果、カヌチャンは新ポケモンの中で95番目に位置することが判明した。

そして、前作(「Pokemon LEGENDS アルセウス」)時点で最後のポケモンであったラブトロスが全国図鑑No.905であったため、1000-905=95より、「カヌチャンが全国図鑑の記念すべきNo.1000なのではないか?」という説が浮上し、ピクシブ百科事典上でも長らくキリ番ポケモンとして扱われていた。


この並び順は「パルデア図鑑順を殆ど参照していない」「パッケージ伝説の2体よりカヌチャンを含む一般ポケモンが後ろに来る」という、今までの図鑑番号の法則からすれば不自然なものであり、この並び順に疑問を覚える者も少なくなかったが、「ミライドンをNo.999に合わせたかった」「初代『ポケモン言えるかな?』へのオマージュとして最後のポケモンをコノヨザルにしたかった」などという説が同時に浮上しており、何故カヌチャンがNo.1000なのかはあまり考慮せず当サイトを含む多くのサイトがこぞって採用していたことなどから鵜呑みにしていた人も多かった。

スケジュール等開発の過程で図鑑順と開発順が一致しないことは、昔から往々にしてあり、例えば初代において全ポケモンをデータ順に並べた際、サイドンが1番になるという話は一部で有名。


後にサーフゴーがNo.1000と発覚したことで解析によって判明したコード番号は単なる開発順であり、

『サーフゴーこそがNo.1000を前提に開発されたポケモンだった』ということが周知されるのだった。


関連タグ編集

カヌチャン…No.1000とされていたポケモン(実際はNo.0957)

コノヨザル…最後のポケモンとされていたポケモン(実際はNo.0979)

テツノイサハ…実際に最後のポケモンだったポケモン(No.1010)

サーフゴー…実際にNo.1000だったポケモン

ミライドン…No.999とされていたポケモン(実際はNo.1008)

コレクレー…実際にNo.999だったポケモン

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