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概要編集

所属国アメリカ合衆国
出生日(2024年11月時点)1964年10月20日(60歳)
出生地アメリカ合衆国 カリフォルニア州オークランド
所属政党民主党
出身校ハワード大学、カリフォルニア大学ヘイスティングス・ロー・スクール
宗教
配偶者(2024年11月時点)ダグ・エムホフ(2014年8月から)
子女2人(夫の前妻との間に誕生)

カマラ・デヴィ・ハリス(英語:Kamala Devi Harris、ヒンディー語:कमला हैरिस、1964年10月20日 – 存命中)は、アメリカ合衆国の政治家。第49代アメリカ合衆国副大統領。ジャマイカ系アメリカ人の父とインド人の母の間に誕生し、ハリスの家族には政治・学界で著名な人物が何人か存在する。2008年5月にニューヨーク・タイムズに掲載された記事でも、ハリスは大統領になる可能性のある女性であると特定され、「タフなファイター」としてのハリスの評判が強調された。


経歴編集

初期編集

1964年10月20日にカリフォルニア州オークランドにて、ジャマイカ系アメリカ人の父であるドナルド・ハリスとインド人の母であるシャマラ・ゴパランとの間に、2人姉妹の長女(第1子)として誕生した。1971年12月に両親が離婚した後は母に育てられ、1976年11月に母・妹と共にカナダのケベック州モントリオールに移住した。ハリスは週末に妹とパロアルトにある父の自宅を訪問した時、近所に居る他の子供たちは黒人だったので一緒に遊ぶ事は許されなかったと語った。1986年5月にハワード大学・1989年5月にカリフォルニア大学ヘイスティングス・ロー・スクールを卒業し、前者は政治学と経済学の学位・後者は法学博士号を取得した。


法曹界編集

1990年6月にカリフォルニア州の弁護士資格を取得し、後にアラメダ郡の地方検事局でキャリアを開始させた。この時にハリスは有能な検察官と評価され、その後はサンフランシスコ市の地方検事局・後にそこの検事局に採用された。2004年1月に第27代サンフランシスコ地方検事・2011年1月にカリフォルニア州司法長官に就任し、2017年1月に連邦議会議員になるまで務めた。


連邦上院議員編集

2017年1月にカリフォルニア州選出の連邦上院議員に就任し、この州で3人目となる女性の連邦上院議員となり、黒人女性が連邦上院議員になるのはハリスで2人目であった。この当時のハリスは単一医療保険制度・連邦政府による大麻の合法化・不法移民に対する市民権・DREAM法・暴行武器の禁止・累進課税制度を支持し、公聴会での検察官らしい質問の仕方は民主党の左派から好評を博した。特に連邦最高裁裁判所判事に指名されたブレット・カバノーの承認公聴会での厳しい尋問と、ロシア疑惑の捜査報告書についてウィリアム・バー司法長官を追及したのが話題になった。


2020年アメリカ合衆国大統領選挙編集

2020年アメリカ合衆国大統領選挙では民主党の大統領候補であるジョー・バイデン前副大統領から副大統領候補に内定され、主要政党では初のアフリカ系(黒人)・アジア系アメリカ人で、女性としてはジェラルディン・フェラーロ元連邦下院議員とアラスカ州のサラ・ペイリン元州知事に次いで3番目となった。本選挙でバイデン前副大統領と共に共和党ドナルド・トランプ大統領とマイク・ペンス副大統領のペアに対して306人の選挙人を獲得して破り、8000万票以上の得票数(8128万3501票)は大統領選挙の候補者としては史上最も多い数となった。


副大統領編集

1期目編集

2021年1月に副大統領に就任し、初の女性・アフリカ系・南アジア系の副大統領となり、同年11月時点でバイデンとハリスの支持率はそれぞれ38パーセントと28パーセントであった。同月にバイデン大統領が大腸内視鏡検査を受けた事で大統領の権限を臨時に代行し、ハリスは憲法修正第25条に基づいて大統領の権限と義務を引き継いだ最初の女性(全体では3人目)となった。


2024年アメリカ合衆国大統領選挙編集

2024年アメリカ合衆国大統領選挙ではバイデンから引き続き副大統領候補とされたが、同年7月にバイデンが高齢による不安などの理由から撤退し、代替候補として出馬する事となった。ミネソタ州のティム・ウォルズ州知事を副大統領候補に内定し、共和党のドナルド・トランプ前大統領とジェームズ・ヴァンス連邦上院議員のペアと一時は接戦となる見方があったが、同年11月に本選挙が実施されてからは早くにトランプ・ヴァンスが優勢と報じられた。結局ハリス・ウォルズは226人の選挙人しか獲得できずに敗北し、歴史的な惨敗を味わって涙を呑む事となった。


外交編集

韓国編集

2022年9月に韓国を訪問して尹錫悦大統領会談し、アメリカが核戦力も含めた対応を取る拡大抑止を韓国に提供する事を再び確認した。会談では尹大統領が米韓同盟を「国民の自由・安全・繁栄を守る支え。」と位置付け、これに対して「米韓同盟は安全と繁栄の要で、同盟を強化する為にここに来た。」と応じ、両国の同盟関係を基軸に連携して対応する姿勢を改めて示した。


日本編集

2021年4月にアメリカを訪問した日本の菅義偉総理と会見し、その先月にオンラインで開催された日本・アメリカ・オーストラリア・インドの4か国による首脳会合に触れ、「インド太平洋地域の平和と安定を維持していく為の両国の決意について議論する事を楽しみにしている。」と述べた。菅との会談ではバイデン政権が同盟国との協調を重視している事を高く評価するとした上で、一連の会談を通じて両国の同盟関係を更に強固なものにしたいという考えが示された。


家族編集

2014年8月にダグ・エムホフと結婚し、夫のダグとは共通の友人を通じて出会い、両名の子女はダグが前の妻と結婚していた時に誕生している。2024年8月時点での推定純資産は800万ドルで、これはダグが購入した邸宅がその最大の要因となっている。


余談編集

2024年アメリカ合衆国大統領選挙で自身が副大統領候補に指名したミネソタ州のティム・ウォルズ州知事は、一見すると親子ほどに年齢が違うように見えるが実は同い年である。


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