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初代フロントミッションのネタバレ
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概要
初代フロントミッションに登場する、ヴァンツァーに搭載可能なコンピュータパーツ。チャプター25において一つだけ(リメイク版「ザ・ファースト」では周回ごとに)入手できる。
1つしか入手できないこともあり、入手時期に対して破格の性能を誇る。
…と、これだけならRPGおなじみの「伝説の装備」ポジションに見えるだろう。しかしここまでプレイしてこれを入手しテンションが上がるプレイヤーはおそらくいないと思われる。
まだわからんのか? ここだよ、
私の機体の中だ。
正体
ふふ…そうだ カレンは、サカタ製B型デバイスとしてここにいる!
カレンは、おまえなどにはもったいないほど素晴らしい女だ。
このコンピュータで我々の目的は達成できる!
カレン………………………………………………… きさまぁぁ!!!!
このデバイスの正体は、ゲーム序盤で行方不明(戦死扱い)となった主人公ロイドの恋人、カレンそのもの。正確に言えば、「カレンの脳を部品として組み込んだコンピュータ」となる。そしてそのB型デバイスは仇敵ドリスコルの機体に組み込まれているというおまけ付き。
そしてドリスコルを撃破し、ステージをクリアすると
カレン………一緒に行こう。………………全ては俺達から始まった……、
だから俺達で全てを終わりにしよう……。
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カレンデバイスBD-6Kr:
格 97 近 98 遠 99 回避 99
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と、通常のドロップアイテム同様の演出で入手となる。
その後
カレンデバイスにロイドの恋人としての面影はもはや残っておらず、「ヴァンツァー用コンピュータパーツ」以外の何物でもない。特殊機能もなければロイド専用ですらないし何なら売り払うことも可能である。
一方、レイヴンと共に身を焼かれ瀕死のドリスコルは、彼に恨みを持つUSN側の人間により、パイロットの脳をヴァンツァーに直結し操縦可能とするS型デバイスのプロトタイプとして改造されることになる。(S型といっても実態は培養液漬けのサイボーグのようなものでありB型と完成形S型の中間のような存在だった)
本人は最終兵器ミール・オルディンと一体化しご満悦だったようだが、最後はロイドたちに撃破され今度こそトドメを刺されるのであった。
エンディングにおいて、ロイドは「やらなければならないことがある」と仲間の元を離れる。そして自機ごとデバイスを焼却することでカレンに別れを告げるのであった。
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