キャラクター像
28歳にしてU.S.N.陸軍大尉を務める男。軍需企業と複数の国家要人が関わる秘密組織「ニルバーナ機関」にも属する。
彼の経歴には謎が多く、名前についてもドリスコルという姓しかゲーム中に出ない。
ニルバーナ機関は表には出せない非人道的な研究としてバイオニューラルデバイス(人間の脳細胞を用いたCPUデバイス。初期は試験管ベビーの胎児の未発達でまっさらな脳細胞を用いた実験が進められていたが、成熟し戦闘経験のある人物の脳がその性質上高い性能を出せる)の開発を行っていた。
そのため機関専属の部隊も抱えていたが、実験の一環として裏を知らない一般の軍部隊に要望を通すべく、実際は表向きの階級以上の権限を持たされていた。
(劇中では三階級上の要塞司令カークランド大佐に不遜な口をきいたうえでデバイス搭載機「サカタ90式」三機を彼の意向を無視して配置している)
ヴァンツァー操縦者としての腕も優れており、ニルバーナ機関私設部隊の部隊長の地位にある。
彼が搭乗する機体「レイブン」にはその研究の成果が搭載されている。
外部作品への登場
別機種のゼニスVと共に彼の搭乗したレイブンはLoVシリーズ派生作品『ロードオブヴァーミリオン アリーナ(LoVA)』に参戦している。
それに続き本編シリーズ第三作『ロードオブヴァーミリオンIII』ver3.3Rから外部参戦枠レア「STRANGER」の一つとして参戦。
LoVAでのボイスはサウンドエフェクトであるが、Ⅲではドリスコル大尉が搭乗している設定であり、このとき初めてキャラクターボイスがついた。
スーパーファミコン版が発売された1995年から20年越しである。