ジェイミー・ビンソン
じぇいみーびんそん
フロントミッション5に登場するプレイヤーキャラクターの一人。職種はガンナー(両腕でスナイパーライフルやバズーカなどを抱えて後方から敵を撃つタイプ)で、初期機体はレクソン。
負けん気が強く何事にも本気。ヴァンツァー乗りに憧れ入隊。ウォルターと同期の21期生。
ステージ4から加入。ハフマン戦争時には加入キャラが固定の為、ウォルターの周囲の状況を描写するキャラの一人として出番はあるものの、終戦後ウォルターが特殊部隊入りして以降は彼も部隊加入に合格するもポジションはモブキャラ扱いで、ブリーフィングルームのポジションに対応した台詞しか喋らない。
このゲームでシナリオに絡むのは味方だと主人公のウォルター、二番目で時代に応じたメンバーが固定されているメカニックであるキャラクター(ランディ・オニール、エドワード・コリンズ・ヘクター・レイノルズ)、ヒロインで一部MAPで使用可能なリン・ウェンライトのみである。
……とまぁ、シナリオ的には主人公の同期のWAPパイロットということ以外コレといった見せ場はないサブキャラの一人なのだが、ゲームシステムの所為でひときわ異彩を放つ存在感をもつ。
それは、このゲームで誤射といえばジェイミー・ビンソン、誤射王と揶揄されるぐらいフレンドリーファイアを起こす為である。
何故かというとこのゲームのプレイヤーキャラは主人公のウォルターを含め性格によるリンク設定が設けられている。僚機が敵機に攻撃を仕掛けるときAPに余裕があれば攻撃に参加するがその時に射線に味方がいると味方からの攻撃を受けてしまうという特性があるのである(隣接マスにしか攻撃できないストライカーならその心配はいらない)。
で、ジェイミーの性格は攻撃型で”敵を捕捉してるならたとえ射線に味方がいようがお構いなしにぶっ放す”という物騒な攻撃に出てしまう。さらにはこのゲームのライフルはスナイパー仕様で単発攻撃な為、射線を考慮せずに敵に攻撃を仕掛けると味方にだけ損害が出てしまうのである。
……まぁ、「射線という概念がある以上それを考慮せずに配置して攻撃させるのが指揮官としては問題だろwww」とごもっともにツッコまれればそれまでの話。きちんと射線に気を配って戦わせればブラストショットによる転倒アシストやエイムによるパーツ破壊に貢献するスナイパーとして最終ステージまできちんと使うことができる。(むしろこのゲームは屋内でミサイルが役立たずになったりAPシステムの問題で立ち回りに問題のあるランチャーや後半になると敵の状態異常耐性が強くなり使いづらくなるジャマーの方がきつい。)