概要
それから次の言葉が派生している。
そのほかの意味
さらに、炭素繊維(カーボンファイバー)およびそれを用いられたプラスチックなどの複合素材を指すことがある。
また、カーボン柄(黒と白あるいは銀のグラデーション模様を互い違いに配置したもの)を意味することがある。
クルマにおいては軽量化を目的にカーボンを素材にした外装が存在し、「カーボンボンネット」は純正形状ボンネット・エアロボンネット問わずに指すこともある。しかも、ある漫画のハチロクに至ってはリトラクタブルまでカーボン化されている。
また、カーボンを素材にしたものはボンネットだけでなくスポイラーやサイドスカート、アンダーパネル等のエアロパーツ、ルーフやフェンダー、ドア等の外装にも使われており、トランクフード「カーボントランク」まで存在する。
このカーボントランクはランエボ用で有名のMONSTER製とGENKIS2000でおなじみのアミューズ製が有名。
また、クラッチやLSD等の摩擦材にも使用されており、プロペラシャフトなどにも用いられている事もある。
自動車外装用のカーボンマットは素材や成形方法の違いからドライカーボンとウェットカーボンと呼ばれている。
ドライカーボンはプリプレグ(カーボンマットに熱硬化性のエポキシ樹脂を染み込ませたもの)を型に貼り付けて袋に入れて減圧、オートクレーブで加圧加熱して余分な樹脂を除去しつつ成形したもの。
ウェットカーボンはポリエステル樹脂を浸透させて積層したカーボンマットを固めたもので、繊維強化プラスチックの一種であるCFRPとも呼ばれる。
なお、ウェットカーボンはカーボンマットのみで成形せず、ガラスマットと併用したものもある。見た目や値下げ目的で外側のみにカーボンマットを用いたものもあれば、カーボンを補う目的でガラスマットを用いているものもある。
余談
関連項目
カーボンローラー…概ねカーボンが使われている『スプラトゥーン』のブキ。また、記事タイトルはこのブキの略称のひとつとしても使われている。