演:リズ・アーメッド
吹替:花輪英司
概要
ヒーローコミック『MARVEL』のスパイダーマンシリーズに登場する人物であり、作中に登場する組織「ライフ財団」の創設者である。
映画・スパイダーマン・ユニバースの第1作となる『ヴェノム』では、ヴィランとして登場する。
人物
表向きは実業家として、医療福祉から宇宙開発まで幅広く手掛けており、環境破壊や資源の枯渇が深刻化している地球の現状を憂い、子供たちの未来をどうにか守ろうと尽力している。
しかし、彼は既に地球は手遅れだと見切りをつけており、そこで人類の宇宙進出を目指しているのだが、その方法というのが「人間と地球外生物を融合させることによって進化させる」というもので、しかも社会的弱者を「いい仕事がある」などと言って騙し大勢を集め、宇宙探索によって発見し採取したシンビオートを使って人体実験を行うという冷酷非情でマッドサイエンティストな一面も持つ。
主人公のエディ・ブロックが自身の黒い噂を嗅ぎつけ、生取材でそれを暴こうとした際には、裏で手を回し彼から仕事を奪い社会的に貶めて排除しようとするが、それが彼の怒りを買い更に自身のやり方を忌避した部下のドーラ・スカース博士による内部告発と手引きによりエディが施設に侵入し、その際に彼に寄生したシンビオートを取り戻すべく、彼を執拗に追っていくこととなる。
なお、ドーラはのちに背信行為のペナルティという形で処刑された。
その中でエディがシンビオートと完全に適合していることを知り、その力の強大さを目の当たりにし、シンビオートの力に魅了されたドレイクは、なんとしても彼を捕らえようと部下たちを彼に差し向けるが、採取した4体のシンビオートの内で行方不明になっていた1体に自らが寄生され、将軍格である彼から大量の同胞たちを率いて地球を侵略する計画を聞いたドレイクは意気投合し、ライフ財団のロケットを使ってシンビオートの同胞たちを連れ出して、彼らと人類を同化させて全人類に進化を促そうとしていた。