ガレット(封印の剣)
がれっと
『このあたりの村のお宝ごっそりいただいちまうとするか。ただし、いらねえ殺生はするなよ。』
クラスはバーサーカー。ミスル半島からエトルリアにかけての国境近辺を縄張りとする山賊の首領。
山賊嫌いな山賊で、戦争によって村を襲うことでしか生きていくことができなくなった歴戦の狂戦士。リリーナの説得で仲間になるがゴンザレスとは違い、村が破壊された後でも仲間になる。リリーナの純真さに心を打たれたお人好しで、褐色の肌とスキンヘッドに強面という一見近寄りがたい容姿とは裏腹に、大らかで堂々としている。公式の立ち絵、ステータス画面のドット絵共に右目が開いていないため隻眼であると思われるが、ゲーム内会話の左側で登場した時は左右反転しているので不思議なことに…。
幼い頃に山賊どもの襲撃で村を焼かれ、故郷の村と母を奪った仇をその手で一人残らず惨殺した過去を持つが、八年に及ぶ復讐が終わると後には何も残らなかった。その経緯から、山賊や山賊行為を働いていた自分自身にも嫌悪感を抱いており、山賊に身を堕としてからも無益な殺生を嫌っている。おかげで部下からは「あまい人だ」と呆れられている。
支援相手はリリーナ、ゴンザレス、ギース、ララム、キャス。何と5人中3人が美少女である。まあ、恋愛要素は無いのだが…。
リリーナには優しすぎる彼女に苦言を呈しつつも自分も段々と絆されていき、ゴンザレスとは境遇が似ていたことから昔話を話し、ギースからは海へのロマンを語られ、ララムからは踊りの稽古をさせられる。山賊嫌いである少女盗賊のキャスとは犬猿の仲だが、賊に身を落とした成り行きは似ている。支援Aから先の話が気になってくるかもしれない。
全体的に支援会話では山賊を辞め新しい仕事を探す様子が見られ、最終的には武器を捨てて農民となった。
能力値は全体的に貧相だが、クラスがバーサーカーであるために地形と必殺率補正を活かせばハードモードでさえ戦うことができる。他に適切な斧使いがいなくなってしまった場合には呼んでもいいだろう。初期クラスがバーサーカーなのは彼だけなので、クラス自体をとりあえず試したい場合にも適任。
しかし能力値が低いせいで、高い山に登っているとき以外はかなり使い辛い。必殺率+30%という破格の補正をもってしても、他に斧使いがいるならわざわざガレットを呼ぶことは少ない。バーサーカーで三角支援を組みたいときくらいだろうか。
ちなみに持参品は手斧と、代表的な産廃の一つである鋼の斧。