曖昧さ回避
- シェイクスピアの戯曲『テンペスト』に登場する島の怪物。本項で解説する。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するGUND-ARM、ガンダム・キャリバーン。同作はシェイクスピアの『テンペスト』を下敷きにしていると目されており、同機もこれが元ネタと思われる。
- 『地球防衛軍4』に登場する装甲救護車両。その名も装甲救護車両キャリバン。
- 映画『LOGAN』に登場するミュータントの一人。
概要
キャリバン(Caliban)は、島の持主であった魔女シコラクスが魔物との間で生まれた息子で、島の怪物。
元ミラノ大公で魔術師であるプロスペロー(プロスペラ)は、弟アントーニオーらに権力を奪われ、娘のミランダと共に島に流れ着く。
プロスペローが着く以前にシコラクスは既に他界しており、当時のキャリバンは人語も判らぬ怪物だった。
母の呪文は知ってはいたが使えない模様。
プロスペローに騙され、呪文は盗まれ島も奪われ、彼の魔術で逆らう事も出来ずに、舞台の場面では洞窟住まいで下働きをさせられた。
プロスペローの起こした嵐(テンペスト)で後から流れ着いた、仇敵の家臣である道化師トリンキュロー、酒に目のない執事兼料理番のステファノーと出会い、彼らを唆し、プロスペローに意趣返しを目論むも、失敗に終わった。
(以上、Wikipediaより抜粋)