「じゃんじゃんレベルが上がるのネ♪」
プロフィール
| 通り名 | 国絶やし(リージョン・ロスト) |
|---|---|
| 本名 | 不明 |
| 年齢 | 10代？ |
| メインジョブ | 【疫病王】（病術師系統超級職） |
| エンブリオ | 【悪性神威 レシェフ】 |
概要
犯罪者マスターの中でも特にネジが外れた人物で、かつて自身の能力で小国を丸ごと滅ぼしたことから「国絶やし」の二つ名を持つ。
現在はデンドロ内で1年間という条件付きでイリーガル・フロンティアに所属している。
人物
アバターは見目麗しい女顔の少年。
フリルと小さなぬいぐるみのついた、デコレーションケーキのようなドレスを着用しており、一目で性別は掴めない。
性格はきまぐれで、誰にでもフレンドリーに接するが、地雷に触れると対象をすぐに殺害する。
話は通じるものの感性が常人のそれとは違っており、怒りの壺が全く分からないのも拍車を掛けている。
能力
エンブリオで開発・生産した細菌を、ジョブで強化して広範囲にばら撒く広域制圧・殲滅型。
ジョブによって強化された細菌の有効範囲は半径50kmに達し、範囲内の生物は細菌に侵され死に至る。
さらにエンブリオで開発された細菌は攻撃用の肉食細菌から細菌を強化する細菌、金属を溶かす細菌など非常に種類豊富で、特殊な防御手段を持たない限り大抵の相手に有効な細菌を散布できる。
弱点は細菌の開発・強化に特化しているため、キャンディ本人は生産職であり直接的な戦闘力がないこと。
そのため近接に持ち込めれば非超級であっても勝ち目は十分にあるが、そもそも50kmの細菌の壁を突破して接近することが困難。
ジョブ
| メインジョブ | 【疫病王】（病術師系統超級職） |
|---|---|
| レベル | 2000以上(合計レベル2500以上) |
【疫病王(キング・オブ・プレェグ)】
病術師系統超級職。キャンディのメインジョブ。
様々な細菌やウイルスを生産し固有スキルによって強化する。また、細菌やウイルスを扱う都合上それらを察知することにも長けている。
生産系のジョブなため、ステータスはMPとDEXに特化しているが、生産対象の特性上ある程度の戦闘力も持ち合わせている。
エンブリオ
| エンブリオ名 | 【悪性神威 レシェフ】 |
|---|---|
| TYPE | レギオン・ウェポン・カリキュレーター |
| 能力特性 | 悪性変異＆感染拡大 |
| 到達形態 | Ⅶ |
キャンディの持つ超級エンブリオ。
形状は人間大のメスフラスコで、球体部分の表面には等間隔で穴が開いている。
透明な球体部分の内部は複数の層になっており、それらの層の一つ一つが培地を収めたシャーレである。
能力特性は悪性変異と感染拡大。
レシェフの内部に生物の細胞や素材を入れると、その対象に効果を発揮する細菌を自動的に研究・開発し、増殖させて周囲にばら撒くという細菌の自動調製システムである。
放出した細菌の制御を放棄することと引き換えに細菌の効力は高く、特に細菌改造の効果は規格外の領域にまで向上している。
このエンブリオで生み出された細菌の種類は数百種に及び、スキルや耐性無しで影響から逃れられる存在はいない。
細菌は内部で培養された一次細菌のみがエンブリオと看做され、放出後に一次細菌が増殖し生まれた二次以降の細菌は自然である。
そのためキャンディがログアウトや死亡しても、放出した細菌は消滅せず残る。
前述の通り放出した細菌の制御は不可能だが、事前に体細胞をサンプリングして細菌の対象外になるようプログラムしたり、増殖回数を制限して自然死滅までのタイムリミットを設定することは可能。
細菌はキャンディの望む効果を生むために生物の構造としては極めて歪なものとなっており、スキルのバックアップがなければ1日足らずで自己崩壊してしまう。
そのため細菌自体は何処までも感染範囲を伸ばせるものの、スキルの圏内である半径50キロメートル以内が実質的な影響範囲となっている。
キャンディの嗜好を反映した、大量殺害に特化したエンブリオと言える。
スキル
ジョブ
- 《検疫眼》：アクティブスキル
【病術師】系統が保有するスキル。
人体に害をなす病原菌を、赤色の濃淡で視認できる。
- 《アンダーグラウンド・プロスペリティー》：パッシブスキル
【疫病王】の固有スキル。
自身の使用する細菌やウイルスなどの感染力や生命力を強化する。
エンブリオ
- 《土に溶ける未来(フューチャー・ソイル)》：アクティブスキル
【レシェフ】の固有スキル。
重度の病毒系・拘束系状態異常を併発させる細菌を放出する。
放出後は、自発的に増殖していく。
厳密には細菌の総称であり、細菌の種類は材料等によって異なる。
- 《崩れゆく現在(プレゼント・コラプス)》：アクティブスキル
【レシェフ】の固有スキル。
生物の身体を内外から食い荒らす肉食細菌を放出する。
放出後は自発的に増殖していく。
この細菌は純粋な肉食細菌であり、病毒系・拘束系状態異常を発生させないため《快癒万能霊薬》でも防げない。
食われることで発生するダメージと身体を食われたことによる傷痍系状態異常によって感染者を殺す。
日中のみ活動可能で、夜は不活性化するデメリットがある。
厳密には細菌の総称であり、細菌の種類は材料等によって異なる。
- 《穴だらけの過去(パスト・ホール)》：アクティブスキル
【レシェフ】の固有スキル。
既に罹患している病の働きを活性化させる細菌を放出する。
放出後は自発的に増殖していく。
厳密には細菌の総称であり、細菌の種類は材料等によって異なる。
- 《疫病神の実験場(レシェフ)》：アクティブスキル
【レシェフ】の必殺スキル。
詳細不明。
