「見ているがいい、他の<超級>(ザコ)共」
「お、オーナーの嘘つきぃ……オーナーが作る穴を潜るだけだって書いてたのにぃ……」
プロフィール
通り名 | 悪夢(アルプトラオム) |
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本名 | キクコ・バーモント |
年齢 | 17歳 |
身長 | 154cm |
メインジョブ | 【夜行狩人】(狩人系統派生下級職) |
エンブリオ | 【唯我六尊 アルハザード】 |
概要
イリーガル・フロンティア所属の超級の一人であるマスター。
メンバーの中では新参でラスカルにスカウトされ加入した。
エンブリオの力を過信し自らを〈正体不明〉と名乗り、【破壊王】に罪を着せて自分の存在を誇示しようと暗躍するも監獄送りとなった。
人物
アバターは短いピンク髪の女性。
容姿を見る限りでは抜群のプロポーションに見えるが、胸はパッドで偽装したもので実際は「絶壁」と称されるほど貧乳(アバター作成時に胸のサイズをいじり忘れたらしい)。顔は多少いじってはいるもののリアルでも整った顔立ちをしている。
初期の頃はプライドが高く高圧的、他のメンバーを見下す問題児であった。上記の一件でシュウに冤罪をなすりつけて貶めようとするのだが、事件現場に残したカードの暗号を所々間違えていたり、ルークとの会話の中で自供に等しいレベルでボロを出しまくる等、色々杜撰。
解決の為に奔走したルークが探偵としてのアイデンティティが崩れると苦悩するレベルのアホの子。
軽挙妄動で自己顕示欲が強い相当の考えなしとまで言われるが、その本質は周囲を自分に都合の良い方向に歪めて見る点にある。自分は失敗しないと思っているが故に失敗した理由が分からない、自分を高く見積もるために現実を直視しない、負けたのは相手が悪かったから自分は何も間違っていないなど、そういった一面が彼女のエンブリオの能力に色濃く表れている。
敗北後はどこかのゴブリンの様に監獄の超級達に徹底的にプライドをへし折られ、すっかり自信を無くして〈IF〉のツッコミ枠になっているが、ゼクス所有の煌玉人アプリルを初め相手が悪いだけで、その実力は通り名の如く悪夢そのもの。
ちなみに『監獄』での超級との戦績は以下の通り。
- ゼクス:そもそも物理攻撃が効かないので勝てない。
- ハンニャ:初めて会ったのがゼクスとの買い出し中だった為、カップルと誤解され容赦無く蹂躙される。必殺スキルを使用してもゼクスの治癒無しではデスペナ確実まで追い込まれる。
- キャンディ:イレギュラーである『細菌兵器』との戦闘中に乱入した結果体が崩れてデスペナ。
- フウタ:潜んでいるダンジョンに入ったら、訳も分からず視界がバグってデスペナ。
リアル
本名はキクコ・バーモント。日本人の父とイギリス人の母の間に生まれた英語圏在住の少女。プレイヤー名であるガーベラは本名に由来し、ガーベラはキク科の植物である。
リアルで親からお菓子作りを教わったがその実力は常軌を逸しており、適当にある材料を使って孔雀飴細工付きのベリーパイを焼き上げ、食べたゼクスが「呼吸を忘れる」レベル。
戦闘能力
隠蔽特化のエンブリオ能力と、ジョブによるボウガンの狙撃を組み合わせた遠距離からの奇襲に特化したビルド。
目の前にいたのにいつスキルで消えたのか悟らせない程にスキルを扱うセンスを研ぎ澄ませており、相手が確実に死ぬまで距離をとって、ボウガンや罠で物理的に削り続ける。
シンプルな戦法であるが、それ故に対抗策が少なく、アルハザードの能力を知らない状況では何が起こっているかも分からず一方的になぶられ続けることになる。
弱点はスキル型のためステータスが超級エンブリオとしてはあまり高く無いので、一瞬での広範囲攻撃が可能な相手とは相性が悪い。
またアルハザード自体の欠点として隠蔽がガーベラの感覚に頼っている為、「ガーベラ自身が持たない感覚」を持つ相手にはあっさり見つかる危険性もある。
ジョブ
メインジョブ | 【夜行狩人】(狩人系統派生下級職) |
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サブジョブ | 【狩人】(狩人系統下級職)、【罠狩人】(狩人系統派生下級職)、【毒狩人】(狩人系統派生下級職)、【弓狩人】(狩人系統派生下級職)、【大狩人】(狩人系統派生上級職) |
以前は別のジョブに就いていたが、ゼクスからのダメ出しでリセットされ現在の形となった。
本人としては超級職を取りたいが狩人系統は派生も含めて枠が埋まっており、カンストもしていないので現在はレベル上げを優先している。
エンブリオ
エンブリオ名 | 【唯我六尊 アルハザード】 |
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TYPE | ワールド・ガーディアン |
能力特性 | 隠蔽 |
到達形態 | Ⅶ |
ガードナー系列の超級エンブリオ。
外見は全身が硬質な革に覆われた二本足の生物で、両目は無く、雄牛に似た角、肉食獣の如き牙、蟷螂の様な鋭利な鎌状の腕を持つ異形。
地の文では「恐怖映画の中から飛び出してきた怪物のような姿」と説明されている。
能力特性は隠蔽。
生物の五感に勘を加えた六感に始まり、魔法的・科学的な探知、感知系スキルやエンブリオの紋章まで隠蔽・無効化する、隠蔽系能力の最高峰。
リソースの大半を隠蔽能力に費やしており、ステータスは純竜級と低め。
逆に言えば、純竜級のスペックが感覚も魔法も機械もスキルも何もかもすり抜けて奇襲してくるということであり、敵からすればそれは"悪夢"としか言いようがない。
ただし「五感」に関しては「ガーベラが感知している感覚」と同じ感覚のみ隠蔽するため、例えば何らかのスキルでガーベラが視覚を失った場合は普通に視認できるようになってしまう。
同様にネメシスのダメージカウンターや、キューコの同族討伐数、更に蛇のピット器官による熱源感知等、「ガーベラ自身が持たない感覚」は隠蔽できないため、人間以外の存在だとあっさり見つかる可能性もある。
スキル
- 《皆既肉蝕(アルハザード)》:アクティブスキル
アルハザードの必殺スキル。
ガーベラと融合してステータスを合算し、隠蔽能力をさらに強化する。
強化された隠蔽能力は彼女がもたらす影響にすら作用し、彼女が起こしたあらゆる行動を他者が知覚するのに十数秒必要となる。
相手が膝を射貫かれても「突然足が脱力して転けた」としか認識できず、知覚した時には既に肉体がズタボロな上に回復行動もマトモに行えなくなる。
能力を把握しても、知覚までのラグがあるので「空気の流れで察知する」、「糸で察知する」など透明な相手への対処法のほとんどが無力化される。
ほぼ全ての相手に一方的な行動を行える強力無比なスキルだが、「ガーベラ自身が持たない感覚」を隠蔽できないという欠点は据え置きのため、場合によっては対処される可能性もある。
関連タグ
InfiniteDendrogram 超級(デンドロ) イリーガル・フロンティア