概要
Dr.マミーが開発した対LBX用兵器「キラードロイド」のひとつであり、その名の通り六つの蛇の頭を持つ怪物の姿をしており、胴体には七つ目の顔が存在している。
紫主体のボディカラーも相まって、キラードロイドの中でもかなり不気味な外見となっている。
モチーフは、ギリシャ神話に登場する七つの頭を持つ蛇の怪物「ヒュドラ」。不死性を持つ怪物として恐れられていたが、英雄ヘラクレスの手によって討伐された。
他のキラードロイド同様、見た目に似合わず軽快にフィールドを跳び周り、口から火球や電気弾を飛ばしてきたり、高速回転による突進攻撃を行ったりする。
しかし、ヒドラ本人よりも厄介なのが専用のバトルフィールドであり、火山フィールド以上にダメージを受ける溶岩地帯の範囲が広い為、ヒドラ本人の攻撃以上に溶岩地帯の特性でダメージを受けるという事も珍しくない。
普通に戦えばそれなりに苦戦する相手なのだが、実はフィールド端にある高台から狙撃銃で攻撃するだけで簡単に倒せてしまう。
その為か、『W』ではミノタウロス共々経験値狩りの標的にされるという、何とも言えない扱いを受ける事になった。
しかも、キラードロイド(ラージドロイド)の中で唯一アニメに出演出来ていない。アニメ版のオメガダインはヒドラが気に食わなったのだろうか。
ヒドラをモチーフとした武器として、裏ボスバトルの「最強ヒドラ」から入手可能な、武器腕「機獣(LD)ヒドラアーム」と、そのヒドラアームの色違いである「ナーガアーム」が存在している。
武器腕の仕様上他の機獣(LD)シリーズの装備と比べ少し扱いづらいが、それでも作中最強クラスの装備である事に変わりは無く、何よりカスタムに使うと面白い為、一概に劣っているとも言えない。
『装甲娘』において
巨大キラードロイド「ヒドラΩ」として登場、首が絡まったことがないのが自慢らしい。
実はこの機体を含めた多くのキラードロイド型ミゼレムや一部のミゼレムは明確に自我を持っており、コミカルな一面があったり温和な性格だったりする。
メインストーリーやミゼレムゲートのボスとして出現するほか、暴走機体や強化機体などのバージョン違いが複数登場している。