概要
初出はロックマンX2。
エックスの今作におけるアーマーであるセカンドアーマーのボディパーツに装備されている、いわゆる必殺技に相当する画面全体攻撃技である。
後のノヴァストライクやギガアタックなどの後発の必殺技からすればその祖となった。
ロックマンX2
ゲーム本編では
武器セレクト画面かLRボタンでギガクラッシュを装備し武器ゲージが満タンになっている状態で発動する。
斜め上に飛び上がり、両手を胸の前でクロス、その後ばっと広げて、天を仰ぐようなのけぞりポーズと共に、派手なエフェクトで画面上の全ての敵にダメージを与える。
ボス相手にはそこそこ、ザコ敵はほとんどの場合瞬殺する破壊力をもつ。
漫画版(いわゆる岩本版)では(ネタバレ注意)
モスミーノスのスクラップ処理場にて、敵の手に堕ちたゼロの不意打ちによってやられたエックスはなんと精神的ダメージを負ったためバスターが撃てなくなってしまう。
その際、ライト博士からそのことを諭され、再起したエックスはボディパーツを授かる。
その後ギガクラッシュで多くのザコ敵を一掃するのだった。
直後に乗り込んだアリゲイツの要塞内でのアリゲイツ戦では心の迷いを晴らしアームパーツを獲得、ダブルチャージショットを決めたためバスターが復活。
以後しばらく出番がなかった……と思われたが、
カウンターハンター戦(3対1という状況下)で、ボコボコにされたエックスに止めを刺そうと三手に分かれ突撃してきた彼らにボコボコにされた分の還元で発動、アジールのカメラアイを破壊し撃破する荒業を見せた。
さらに、ラストのシグマ戦でエネルギーが尽きかけてしまったエックスとゼロが、世界中から届けられた希望のエネルギーを身に受けて再起。それによって一時的にパワーアップしたゼロのチャージショットを自ら食らうことでそのエネルギーを数百倍にした「ハイパーギガクラッシュ」なる大技を発動、城ごとシグマを葬った。
発動条件
減った武器ゲージはダメージを受けることで回復する。
食らう攻撃に応じてゲージ回復量は違うようだがトゲや穴による即死ではさすがに貯まらない。
ロックマンX7
時は流れ、本作でグライドアーマーに装備された。
3D画面だろうが関係なく画面全体を攻撃できる。
しかし火力は微々たるもの。
ロックマンX8
イカロスアーマーコンプリート状態での必殺技として使用可能。
専用のカットインと共に全身からビームをばらまき画面上の敵にダメージを与える。
ステージによってはこれが大活躍することもあるが、ヘルメスのパーツが混じっていると発動できない。
ロックマンゼクスアドベント
モデルAの初期から使える必殺技。両腕にバスターショットを装備し画面中に乱射する。
やはり画面全体攻撃だが、Aボタンを長押しし立方体のエネルギーを最大サイズにしてから使うためすぐには発射できない。
またライブメタルゲージ満タンから発動し、当然だが空にするためまさに一撃必殺である。