概要
キジカクシ科ギボウシ属に分類される植物の総称。
山菜として食される他、美しい花を見る為に栽培される。
名前の由来はこの花の蕾、または若い花序が擬宝珠に似ることから。
和名 | ギボウシ |
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別名 | 「たきな」「ギボウシュ」「ウルイ」「アメフリバナ」「ヤチウリ」「ウリッパ」「ギンボ」「ホスタ」など |
英名 | plantain lily |
学名 | Hosta |
分類 | 単子葉類 キジカクシ目 キジカクシ科 リュウゼツラン亜科 ギボウシ属 |
草丈 | 50~100㎝ |
開花期 | 5~10月 |
分布域 | 日本(北海道~九州)、東アジア一帯 |
花言葉 | 「落ち着き」「沈静」「沈黙」「冷静」「静かな人」「変わらない思い」「献身」「日陰の庭の女王」 |
葉は卵状長楕円形で先が尖り、太い中央脈がある。
開花期は夏頃で、主に青~紫色の細長いラッパ状の花を咲かせる。
一日花で、朝開いて夕方には萎れてしまう。花の形態は総状花序。
森林内を流れる沢沿いや、林縁の湿った草原などの湿地に自生し、日陰を好む。
日本国内にはオオバギボウシやコバギボウシなど、約20種が分布する。
食用に採取する際は、バイケイソウやイヌサフランなどの似た葉を持つ有毒植物と間違えない様に注意すべし。
主な種類
- オオバギボウシ
- コバギボウシ
- イワギボウシ
- オヒガンギボウシ
- ヒュウガギボウシ
- スダレギボウシ
- キヨスミギボウシ
- ミズギボウシ
- サガエギボウシ
- ツボミギボウシ
- カンザシギボウシ
- ケイリンギボウシ
- ムラサキギボウシ
- バランギボウシ
- スジギボウシ
- レンゲギボウシ
- オーレオマルギナータ
- ホスタ