ギミーファイブ(GIMME FIVE)はサンリオが1984年に販売開始した男児向けキャラクター。一定の人気を博したものの、90年代前半のうちに廃盤。ポリコレ問題などもあり、以後はあまり人間をモチーフにしたキャラを使用しなくなった。
一定以上の年代ならば名前を知らなくても、画像を見れば「ああ、こいつらか!」となること間違いなしである。
概要
1984年に登場した元気で仲の良い野球少年たちである(名前は付けられていない)。キャラクターは至ってシンプルで点目のみ、鼻も口もなし。その分、お揃いのユニフォームとアクティブな動きにこだわっている。
1985年に販売されたザ・ラナバウツと並び男児向けの主力商品として、文具に始まりマグカップや弁当箱などのランチ用品、ハンカチ、スポーツタオルといったエチケット用品からスポーツバッグまで幅広く作られていた。どんなグッズが存在したかは、オークションサイトの写真などで確かめることができるが、大人にも人気だったのか企業ノベルティなども存在している。
もともとはWhipsというチームの野球少年3人組だったが、後になって定番の青白ツートンから白無地、縞柄などユニフォーム違いやキャップ違いが登場し、メンバーも最高9人まで増えている。
後発で作られたサッカー少年バージョン、更にレアなラグビー少年バージョンも存在する(公式は野球、サッカー、ラグビーなどとなっているが、他にバスケットボール、水泳といったもっとレアなスポーツ少年たちも確認できる)。
デザインはあまり変わっていないが、ロゴタイプと顔が徐々に変更されている(目が少し大きくなった)。最末期の1993年には三白眼っぽいキャラとなったが、それが不評だったのか姿を消すことになった。
関連タグ
サンリオ 野球少年 サッカー少年 ラグビー 点目 昭和レトロ