概要
「ギレンの野望」シリーズに登場するモビルスーツでYMS-15ギャンの純粋な最終発展形。「ギャンK」と書かれることもある。クリーガーとはドイツ語で「戦士」を意味する。
OVA「ポケットの中の戦争」に登場したMS-14JGゲルググイェーガー(ゲルググJ)に相当し、同じく統合整備計画に沿って開発されたゲルググJがMS-14Aゲルググの射撃能力を強化した機体であるのに対して、こちらはギャンの格闘性能を強化している。
ジオン独立戦争記では限界性能が200%と格闘が高めのNTでないパイロットを乗せるのに最適なうえ地上でも問題なく使用でき、移動も9あり燃費もなかなか、運動性も盾もあるため防御も申し分なしという決戦機体として登場。そのためゲルググJが地上では使えない&一部の機体がビーム系で攪乱膜戦法が取れず盾のない機体が多めで意外と脆い(もろい)、ゲルググ系を選択するメリットが無くなってしまった。
アクシズの脅威以降は燃費が悪くなり、限界性能もやや下がってビームランスの攻撃回数が減ってしまったが、斬撃の威力は大幅に上昇しうまくいけばグリプス戦役時代の機体も狩れるピーキーな仕様となった。しかしそれでも、宇宙でしか使えず盾もなく攪乱膜で攻撃力が激減し場合によっては格闘攻撃ができなくなるゲルググJよりは全然ましである(というかギレンの野望シリーズではなぜかどのナンバリングでもゲルググJそのものの扱いが悪い)。
武装
ビームランス
高機動型ギャンなどと同様の装備。
ランチャーシールド
2門の砲塔を備えた攻防一体の兵器。この砲塔はグレネードランチャーとする説、ビームガンとする説などがある。
立体
プレミアムバンダイ限定ながらガンプラ化されており、REVIVE版ギャンのバリエーションキットであることから可動範囲も広い。
ただ、ビームランスのビーム刃が2パーツ構成で、合わせ目が来るのが唯一の弱点だが、こればかりはやむを得ない。