クイーンサイダロン
くいーんさいだろん
CV:松本保典
『ドン・ハルマゲ軍団』戦闘隊長『ダ・サイダー』の乗る最大級の『守護騎士』。キングスカッシャーと同じく頭部に人を乗せ、変形機構を有する。正にチェスの『女王』の如く、『八体の守護騎士』の中でも最強の戦闘能力を誇る。
『ドン・ハルマゲ』の呪いを避けるかの様に『モグランドキャニオン』の地下深くに機能を停止して眠っていたが、偶発的にダ・サイダーに見つけられた上で、ヘビメタコの洗脳波により専用機にされるが、寸前の処で良心が目覚めるので決着が付かずじまいが多い。
初登場時は『キングスカッシャー』を圧倒することが多かったが、後半に入るに連れラムネスの成長に伴い互角に渡り合われ、ダ・サイダーがドン・ハルマゲから離反し勇者側に着いて以降も彼の専用機として運用されるが、本来は先代勇者『サイダー』の乗機。
ダ・サイダーが身に付けているベルト『血圧メーター』が無限大を越えたとき、「やぁってやるぜ、ヤリパンサー!」のかけ声と共に『ヤリパンサー』へと変形。
元々は『チェストキング』の模倣ロボ『ブラックキング』であったが、紆余曲折あって現在の姿となる。肩部には2連装ビーム砲を備えていた。
ヤリ "パンサー" という名前ではあるが、漆黒のボディカラーから黒豹、ヤリ "クーガー" ではないか、というツッコミもあったが、そもそも、クーガーは黒豹の英名ではない (クーガー:Cougar はピューマ、ネコ科の大型肉食獣の英名)。ダ・サイダー演じる矢尾一樹、制作会社の葦プロ繋がりもあってか、パロディのネタ元になっている『超獣機神ダンクーガ』において、左足を構成する黒豹メカ (中型戦車から変形する) ランドクーガーであることから、黒豹=クーガーと誤解されたのだろう。
ちなみに、レパード:Leopard が豹の英名だが、このうち黒豹 (劣勢遺伝による変異種だとか) を英名ではパンサー:Panther と呼んで区別していることから、ヤリ "パンサー" という名称に間違いはない。
対となるキングスカッシャーはライオン型 (サムライオン) に変形するわけだが、ライオンと黒豹では体長に結構な差があることもあり、あまり対等な感じがしない (よくどちらが強いかで議論になることから、ライオンの相方としては虎あたりが妥当ではないだろうか)。それでも、ライオンと黒豹のコンビになったのはやはり『ダンクーガ』のパロディ、ということなのだろう。
ハルバード
胸部から取りだし使用する主武装。
ムチ
ハルバードと同じく胸部から取りだし使用する武装のひとつ。
クィーンシューター
肩口から射出する小型ナイフ。無限に撃ちまくれる訳ではない。
パンサークロー
アームガードを変形させた格闘用の手甲。
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すいかソーダさん主催の『NG騎士ラムネ&40 20周年記念アンソロジー企画 WE ARE 一番!!』に 寄稿した作品です。 丁度スパロボNEOをプレイしてラムネ熱が高まっていた頃で作品を書きたい!と、 参加させていただきました。 アニメのあったかもしれない一話を書くつもりで自分の好みを全部押し込めて書き上げました。 なのでアンソロ作品ですがCP表現はTV版当時程度に。 キングスカッシャー、クイーンサイダロンのスパロボNEOに登場する武器は全て出しています。 キングスカッシャーのハンマーはなぜ実装されなかったのか… 「何でヨイショロボがドン・ハルマゲの声で喋ってるのよ!?」は笑うところです。 明らかにドン・ハルマゲ製で声も同じなので何かがあったのかも…というのが発想の原点です。 最初はアルピノの白いゴブーリキを考えたんですが、 様々な色のモンスカーが寄せ集まって出来上がるので色は黒くなっていくだろうと、 本来は赤いゴブーリキよりも現実のモノに近付きました。 ダ・サイダーに日本刀を使わせられなかったのが心残りです。 この作品で一番苦労したのはダ・サイダーの駄洒落です。 駄洒落を言わないダ・サイダーは気の抜けたサイダーのようなものなので、必死に考えました。 頭の中でラムネス並に動いてくれたものの、駄洒落までは言ってくれませんでした(笑)14,161文字pixiv小説作品