概要
1997年8月8日に放送された、アニメ版『クレヨンしんちゃん』のエピソード(第241話)。
夏場の放送だからか、この回は3本ともホラー仕立てのお話であり、しかも全編ギャグ要素ほぼ皆無の本格ホラーだった。
多くの子供たち、もしくは「ホラーと言っても子供向けだろ?」と甘く見ていた大人たちを恐怖のどん底に突き落とし、後々まで定期的にホラー回が作られるきっかけになった(と思われる)。
内容
Aパート「呪いのフランス人形だゾ」
(脚本:もとひら了/絵コンテ:原恵一/演出:川崎逸朗/作画監督:樋口善法)
ひろしが持ち帰ったフランス人形が突如動き出し、みさえとしんのすけを襲う!
Bパート「恐怖の幼稚園だゾ」
(脚本:もとひら了/絵コンテ・演出:川崎逸朗/作画監督:吉原正行)
しんのすけたちが登園しても、なぜか誰もいないふたば幼稚園。やがてネネちゃんやマサオくんも姿を消していく……。
Cパート「ユーレイに誘われちゃったゾ」
(脚本:もとひら了/絵コンテ・演出:川崎逸朗/作画監督:樋口善法)
風間くんが幽霊の親子に狙われる民話風ホラー。
ちなみに本回はアイキャッチも特別仕様で、画面としんのすけの声はいつも通りだがおどろおどろしいBGMが使われている。
EDは通常と同じ「BOYS BE BRAVE ~少年よ勇気を持て~」のままだったのが救いか。