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概要編集

アニメ版『クレヨンしんちゃん』の番外シリーズ・クレしんホラー劇場の1つ。1997年8月8日放送。


あらすじ編集

野原しんのすけ風間トオルは同じ長屋に住み、同じ寺子屋に通っているのだがしんのすけは母・野原みさえと父・野原ひろしと3人で暮らしているのに対し、風間くんは1人暮らしをしていた。


ある日、しんのすけは宿題を忘れたせいで補習をさせられ、風間くんと一緒に帰る頃にはすっかり日が暮れてしまっていた。

気付くと夜になっており、急いで帰宅しようとする2人は腹痛で苦しんでいる桜田ネネ姫とそのことで困っている母・桜田もえ子と出会う。

風間くんが薬を持っていた為、ネネ姫の腹痛は治り、ネネ姫の頼みもあって、もえ子は風間くんを屋敷に招待することにした。

ところが風間くんは家に帰るほうを優先し、代わりに何もしていないしんのすけがおもてなしを受けることになった。


翌朝、朝帰りしたしんのすけはみさえに叱られるが桜田屋敷で過ごした夢のような時間を語るとみさえもひろしも羨ましがる。お金も貰ってきたしんのすけだが何故かお金は葉っぱになっていた。


その夜、遅くまで勉強している風間くんは隣の野原家に誰かが訪ねてきたことに気づき、隣を覗いてみると提灯だけが浮かんでおり、気味悪がった風間くんは顔を引っ込める。

就寝中の野原一家の前に現れたもえ子は風間くんの居場所を教えてもらおうとするが野原一家は強引に屋敷に足を運び、おもてなしをしてもらう。

そこで美味しいものを食べたり、美女や美男子に可愛がってもらう野原一家とは逆にもえ子はかわやで殴られウサギ相手に怒りを爆発させる。


そんな中、旅をしている僧侶のボーちゃんはただならぬ妖気を感じ、その場所に足を運ぶと桜田屋敷はボロ屋敷で野原一家は幻影にもてなしを受けているだけなことに気づく。


翌朝、ボーちゃんが野原家の扉に悪霊除けの札を貼り、野原一家は一安心なのだが野原一家は幻影のもてなしで腹が膨れたので大して気にしていなかった。


その夜、もえ子は今度こそ、風間くんの居場所を聞き出そうと野原家に足を運ぶが札のせいで近づけずにいたがもえ子の正体に気づいていない風間くんは顔を出してしまう。もえ子に足がないことと提灯があのときの幽霊提灯だったことに気づくも時すでに遅く、風間くんはもえ子に連れ去られてしまう。


翌朝、しんのすけは寺子屋にひろしも作った傘を売りに行く仕事で家を出て、しんのすけは風間くんも誘うがみさえから「風間くんなら、アンタと違って、とっくに寺子屋に行っているでしょ」と言われたために風間くんの部屋を確かめずに寺子屋に行ってしまう。

風間くんと逆に甲斐性なしの夫と息子に呆れるみさえに北本が「良いじゃないの扱いやすくて」と告げ、2人は笑い出すのだった…


余談編集

クレしんホラー劇場始まりの三部作の締めということもあってかナレーターの存在、野原一家の図々しさに怒るもえ子と八つ当たりされる殴られウサギと従来のクレしんらしさが見られるものの前の2つの話のような夢オチではなく、風間くんが本当にいなくなってしまい、それを誰も気づかない幕引きはもっとも後味が悪い。


あの後、しんのすけが寺子屋に行っても風間くんの姿が見当たらないことから風間くんの身に何かが起きたことを察して探し始めるであろうことや前回の話では石像状態での登場だったボーちゃんが名誉挽回といわんばかりにこの話では幽霊対処も可能な僧侶というお助けキャラとして登場したことから、2人が風間くんを助けてくれるかもしれない希望はあるのだが…


また、この話における風間くんは1人暮らしという設定は最終的にはさらわれる伏線だったといえる。


関連タグ編集

クレヨンしんちゃん クレしんホラー劇場

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