概要
声優は浜田賢二。
エッジの幼馴染、親友であり、第1次宇宙開拓隊において宇宙船「アキュラ」の船長を務める青年。
タグとしてはクロウが使われることが多い。
21歳とエッジより1つ年上だがお互いにため口で話す親友同士。エッジにとっては同時に、いつの日にか超えることを目標とする常に先を行くライバルでもある。
長くのばした赤髪は後ろ髪を一つにまとめている。服装はエッジやレイミ同様プロテクターアーマーのような形態だが全体的に赤と黒を基調としている。またクロウが船長を務めるSRFスペースシップ001号機アキュラも赤く、「赤」がクロウのイメージカラーとなっている。
ゲーム発売前はパーティキャラクターらと同様の扱いで紹介されていたが、戦闘時の画像が存在しないこと、装備武器が「ほとんどの武器」と設定されていること、公開されているPVでの描写などから仲間には加わらないだろうとみなされていた。また少なくないファンからは物語中で死ぬだろうとも思われていた。
アルメディオ財団の御曹司であり、エッジ、レイミとは幼馴染の関係にある。また2人と同様に「フォーチュンベイビー計画」で生み出された子供の1人ではあるが、保有する特殊能力は2人と異なり明かされていない。
年長の幼馴染として兄のような目線でエッジとレイミの関係の進展を見守っている。
気さくでありながらも強い責任感の持ち主。生まれ持っての才能に加え、たゆまぬ努力の積み重ねであらゆる面において優れた能力を発揮している。
SRFと同年に設立されたUSTAアカデミーの1期生であり、第1次開拓隊においてはただメンバーに選出されるだけでなく、若くして5人の船長の1人にも任命されている。このことからもクロウの能力と評価の高さ、期待の大きさを見てとることができる。
前述のように設定上武器は何でも使いこなすが、実際ゲーム内のイベント時使用しているのはいずれもモーフィス製のビームセイバーによる二刀流とプラズマキャノン。
クロウは幼馴染のエッジ、レイミに加え、バッカス、エイルマット、フェイズとは"同じパーティ"として行動を共にし、ミュリアからは勘違いとはいえ仇として狙われるなどプレイヤーキャラクター9人中6人と何らかの個人的関係性を持っている。
フェイズ・シッファー・ベレスをエッジ・マーベリックの旅を別の視点から見ていたキャラクターとするならば、クロウ・F・アルメディオは『SO4』で描かれた一連の出来事をエッジとは異なる物語として経験したキャラクターと言える。
こうした立ち位置もありクロウにはパーティメンバー以外で唯一キャラクターエンディングが用意されている。
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ネタバレ
いくつかのイベントの発生を条件にアンロックされるクロウのキャラクターEDで仄めかされているが、メリクルのPAでも語られたイレーネの運命の相手こそクロウであり第1作『スターオーシャン』の主人公ラティクス・ファーレンスは2人の子孫にあたる。
ゲーム本編中ではバロックダークへの突入時に命を落としたかのように描写されていたが、実は奇跡的に生き延び惑星ロークのとある海岸に漂着していた。ここで託宣により自らの運命を知ったうえで訪れたイレーネと出会うことになる。
また『SO1』にはおそらくクロウの愛用していたビームセイバーと思われる2本のビームソードが宇宙暦46年のロークに登場する。アストラルのライアス・ウォーレンに託されていたという2本の「刃無き剣」は、宇宙歴346年の連邦士官も驚く高い技術レベルで作られており、300年後の子孫たちにとって強力な武器となる。
尤も『SO4』発売以前には、この「刃無き剣」は古代ムーア人との関連性を示すものとして受け取られていた。