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センシティブな作品

概要

ワンダーフェスティバル2017年冬にて発表。

当初は2018年10月発売予定だったが、1週間ほどずれて11月上旬に発売された。

フレームアームズ側のデザイナーである木下ともたけ氏が引き続きデザインを担当している。

カラーバリエーションである『Ultramarin Violet』も2020年4月に発売。カラバリであるため表情含め元と変わっていないが、スーツパーツが2色分あるのが特徴。好みの色で組むことができる。

キットについて

特徴的だった逆関節構造こそオミットされたものの、バーゼラルド以降の特徴である「ロボットアーム搭載の巨大なバックパック」は基より、ガールの脚部を覆うように取り付けられる脚部装甲により、さながらパワードスーツの様相となっている(しっかりとロボットアーム用の操縦桿も備わっている)。もう一つの特徴といえるサブアームもロボアーム前腕に搭載している(精密作業用という設定。オリジナルは脚部に搭載)。

またオリジナル要素として、素体以外のパーツを組み合わせることにより「二足歩行型ビークル」を作ることができる。各パーツは武器として転用することができ、ミサイルランチャーやマシンガン、アーミーナイフなどの武器に分割して手に持たせることが可能。各部の3ミリ径ジョイントに加え、アーマーパーツ自体のユニット化の恩威でM.S.G.などのパーツを利用しての強化も容易に行える。その意味ではFAガールの入門キットとして最適と言えよう。

素体デザインは水中用らしく水兵スタイルで、セーラー服をモチーフとした潜水服となっている。体型はフレズヴェルク同様のムチムチスタイル。表情も今までにないものをチョイス、独自の体型と相まって今までにないインパクトを与えている。

難点なのは手首パーツがグローブ状であるため武器を持たせづらいこと(持ち手のみプラ製ということもあり武器を持たせると指が外れやすい)、股間節が初期FAガールと同じボールジョイントとなっていること、武装形態では腰に負担がかかる(腰と脚部をつなぐフレームがないため実質素体の腰のみでバックパックを支えている)ことである。

特にバックパック関連は股関節のボールジョイントも相まって自立がギリギリといえ、飾るにも付属のスタンドでは支えるのがやっとのレベルなので、別売りのスタンドが必須といえる。負担のかからないビークルモードで飾るのがベストかもしれない。

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グライフェン(フレームアームズ・ガール)
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