封印されしドラゴンが覚醒した時、滅びの声が世界に轟く!
巨大な龍の歴史はここから始まった。ありとあらゆる巨大な龍のルーツはここにある。今は、すでにその老いた体では前線に立つことはままならないが、その功績は敬意を集め続けている。
カードとしての能力
グラディアン・レッド・ドラゴン |
SR 火文明 コスト10 |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 15000 |
T・ブレイカー |
概要
DM-05 第5弾「漂流大陸の末裔」にて登場したクリーチャー。
DM-05で初登場となったT・ブレイカーと、単純明快な巨大なパワーを持つ。しかし、それ以外の能力は何も持っていない。
実は登場した時点では、あらゆるクリーチャーの中で最大のパワーを誇っていて、聖拳編まで、このクリーチャーを越えるパワーを持ったクリーチャーは登場していなかった。
その後、転生編で聖霊王アルファディオスの登場で最高パワーのクリーチャーの座を明け渡し、非進化クリーチャー内の最高パワーの座も、緑神龍ディルガベジーダの登場で引きずりおろされた。
登場当時は最大のパワーを持っていたクリーチャーだったが、今ではもはや過去の話になっている状況であり、現在なら、例えば伝説の切札龍や龍騎旋竜ボルシャック・バルガのように、非進化クリーチャー且つアーマード・ドラゴンのクリーチャーでも、このクリーチャーよりもパワーを越えているクリーチャーが登場している(上記の2種類はコストがグラディアンよりも大きいが、前者はトリプル・シンパンシー能力でコスト軽減が出来るし、後者もG・ゼロ能力でコストを支払わずに召喚することが出来る)。
ドラゴンには多種多様なサポートカードが多く存在し、紅神龍バルガゲイザーなどのようなコスト踏み倒し手段も存在していた。そのため、コスト踏み倒しカードで呼び出す代表格として使われていた時期もあった。
しかしながら、T・ブレイカー以外は何も持っていない準バニラであり、このカードが活躍するのは難しい状況である。
そもそも現在では、同じコストに勝利宣言 鬼丸「覇」やボルメテウス・サファイア・ドラゴンなどのように優秀な能力を持ったドラゴンが数多く存在しているし、それ以外にも、コストパフォーマンスでこれを上回っている黒神龍ベルザローグとか、2マナ軽い上にスピードアタッカーを持つ伝説のレジェンド ドギラゴン等も存在している。
そのため、現在ではこのクリーチャーを採用するよりも、上記のようなクリーチャーをコスト踏み倒しした方が強力である。
ただ、このクリーチャーが達成したパワー15000は非常にインパクトが強く、この数字の大きさに対してロマンを感じた人も少なくない。
つまり、このクリーチャーの魅力は、必ずしもスペックの優秀さだけで決まるわけではないということを教えてくれるということである。
余談
ちなみに、このカード、意外にも当時の最高レアリティであったSR(スーパーレア)である。
そもそもレアリティの高いカードは「効果が派手」「インパクトが強いが、どちらかというとオーバーキル」という感じのカードが多いのだが、強大なパワーと高いコストもあって、ある意味、後者の意味で非常にスーパーレアらしいカードとも言える。
そのおかげもあるのか、DMX-19「スーパーレア100%パック」で10年の時を経て再録された。その際のフレーバーテキストには、まさにこのカードの魅力を体現しているテキストになっている。
…とはいえ、DMX-19は1パックに1枚しか収録されていないパックであり、現在ではコレクション向けのカードであるこのカードを、強いカードが欲しいプレイヤーが引き当ててしまったらハズレになってしまうことが多いのだが…(そもそもDMX-19は、このカード以外にも混沌の獅子デスライガーなどのような黎明期の準バニラ、白騎士の神羅エターナル・ムーンなどのようにあからさまなハズレカードも存在し、当たり外れが非常に大きかったため、プレイヤーから賛否両論になっていた)。
デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-02「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」で実装。レアリティはVR(ベリーレア)に降格した。
関連タグ
天紅連結 シリディアン:天海の精霊シリウスと連結されたディスペクター
グラディアン・バレット・ドラゴン:このクリーチャーが元になっているドラゴン。