龍騎旋竜ボルシャック・バルガ
りゅうきせんりゅうぼるしゃっくばるが
龍騎旋竜ボルシャック・バルガ |
P 火文明 コスト19 |
クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン/アーマード・ドラゴン 17000 |
G・ゼロ:バトルゾーンに自分の火のドラゴンが4体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 |
スピードアタッカー |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて破壊する。 |
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、自分の手札からドラゴンを1体出してもよい。 |
『20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20』にて登場したクリーチャー。
ドラゴン踏み倒し効果の代表格、紅神龍バルガゲイザーがボルシャック化したカードだが、効果は爆熱王DXバトガイ銀河に近い。
ボルシャック達の中でもトップクラスの高コストクリーチャーではあるが、G・ゼロで出すのが基本。それでも火のドラゴン4体以上と重く、対象も4『体』なのでドラゴンを持つタマシードやフィールドはカウントしない。
しかしボルシャックデッキではコスト3のボルシャック・栄光・ルピアが存在し、その効果でマナを増やせば後続のドラゴン召喚も容易となり、条件が揃えばコスト3で召喚できるボルシャック・ヴァルケリーもGゼロ条件達成に役立つ。
そして肝心のドラゴン踏み倒し効果。
このクリーチャー自体スピードアタッカーなので出せば即座に攻撃して発動でき、更に踏み倒し方法が「1ドロー後に手札から選んで出す」というものであるため非常に安定性が高い。なんとあろう事か進化ドラゴンまで出す事が可能であり、ドラゴン以外のマナを消し飛ばす超竜バジュラズテラを出そうものなら相手が卒倒する事間違い無しである。
前述のボルシャック・栄光・ルピアは自然文明を含む為、自然のドラゴンを無理無く採用できる。
地封龍ギャイアなら『出た時』の効果持ちを封殺&マナから更なるドラゴン召喚が可能。
大樹王ギガンディダノスなら圧倒的なパワー・オールハンデス・攻撃封じと高い制圧力を発揮できる。
もっとも、これらを採用してバランスが崩れた結果、火のドラゴンを並べにくくなるリスクは当然あるので注意。
何故か地味に強烈なブロッカー全滅効果まで付いている。いつの間にクリムゾン・ワイバーンまで取り込んでいたんだお前…。
ボルシャックには踏み倒し効果を持つボルシャックライシス・NEXが存在。
あちらは素のパワーで勝る上に、召喚したターン中にワールドブレイカーを叩き込み、追撃によるとどめを少しでも成功させる為の踏み倒し効果。
一方こちらは同条件下ではコスト0という出し易さと、踏み倒し効果の安定性で勝る。
特にボルシャック・ドギラゴンを無駄打ちしないで済むのは非常に大きい。
手札にドラゴンを持ってくる偽りの名_バルキリー・ラゴンとのシナジーも高く、手札に踏み倒し対象や、ボルシャック・ドギラゴンの様な温存すべきドラゴンの確保が可能で、何より火のドラゴンなのでGゼロ条件を満たせる。
非常に珍しいコスト19のカード。
何でも「せっかくだから使ってない数字にしよう」みたいなノリで決まったんだとか。
同パックの当たり枠には強力な踏み倒し対策となる軽量ドラゴン・モモキング-旅丸-、暴走龍 5000GTの強化体とサイバー・チューンが一体化した反逆龍 5000typeR/無法頂上会談とどれも活躍が見込まれていた者ばかりであり、このクリーチャーは当初所謂「ガッカリ枠」扱いであったが約半月後に発売されたクロニクルデッキがボルシャックをテーマとしていたため、その強化パーツとして突如大化け。これにより当パックは「当たり確定・箱買い推奨」というレベルにまで登り詰める事となった。
「ボルシャック・バルガ」であるためこのクリーチャーもボルバルと略す事が可能であり、着いた略称は『ボルバルガ』。こちらは本家ボルバルとは別のベクトルで名前負けしない強さがあるのでなおさらである。