カードとしての能力
ボルベルグ・クロス・ドラゴン SR 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000
スピードアタッカー
W・ブレイカー
自分のクロスギアを、コストを支払わずにこのクリーチャーにクロスしてもよい。
概要
デュエル・マスターズのDM-14『転生編 第1弾』で登場。
なんとクロスギアを、コストを支払わずにクロスできるという効果を持っている。
もちろん普通に使っても1マナ重いが、ドラゴンをサポートするクリーチャー(コッコ・ルピア)と併用できるツインキャノン・ワイバーンであり、スペックはかなり高めになっている。
相性の良いクロスギアはバジュラズ・ソウル。相手のマナを一気に2枚も減らすクロスギアだが、クロスする際にコストが非常に重いという難点があるため、それをうまく解消できるこのカードとの相性は良い。
また、文明は違うが、ペトリアル・フレームをクロスさせても良い。こうすることで、相手にこのクリーチャーを選ぶことが出来なくなり、勝利に近づくことが出来る。
当初は前述のバジュラズ・ソウルとの相性の良さもあり、【除去バジュラズ】で大活躍した。そのため、構築済みデッキであるDMC-39『ビクトリー・ソウル』では、相性の良かったバジュラズ・ソウルと共に再録された経験を持つ。
ところが、そのバジュラズ・ソウルが殿堂入りすると、このカードは見かけない存在になってしまった。普通にスピードアタッカー&W・ブレイカーとして使う場合でも、後に登場したボルシャック・大和・ドラゴンなどがいるのがつらい。
後に上位種としてコストが9になった代わりに手札からクロスギアを1枚、コスト踏み倒しできる『侍流ジェネレート』を獲得したボルベルグ・勝利・ドラゴンが、さらにその後には、コストが10になった代わりに、手札や超次元ゾーンから、名前が異なるクロスギアを好きな数だけコスト踏み倒しすることが出来るボルベルグ・龍覇・ドラゴンが登場している。
また、サポートカードとして、クロスギアと一緒にマナゾーンからコスト踏み倒しが出来る偉大なる大地も登場している。
……とはいえ、肝心のバジュラズ・ソウルは、マナを一気に減らす効果が嫌われやすい戦略の一つだと公式が考えているのか、現在でも殿堂入りのままになっているため、今後強力なクロスギアが登場しない限り、このカードが環境に戻ることは難しいだろう。
- 但し、ボルベルグ・龍覇・ドラゴンの場合、超次元ゾーンからクロスギアをコスト踏み倒しが可能であり、さらに龍剣 星王紅鬼勝、次元のロード・オブ・レジェンドソード、次元のクイーン・オブ・プロテクションのように、強力且つ超次元ゾーンに入れるクロスギアが登場したことや、(自身の種族にドラグナーを持っていることから)ツインパクトとして登場した炎龍覇 グレンアイラの呪文面である「助けて!モルト!!」でコスト踏み倒しすることが可能である理由もあって、現在の環境でも十分に戦える性能になっている。
余談
2007年11月23日発売の構築済みデッキ『ビクトリー・ソウル』で初めて再録された……が、その後、このデッキに収録されているバジュラズ・ソウルや母なる大地が殿堂入りしてしまったことで、そのまま使うことが出来なくなってしまっている。ちなみに、このデッキをそのままの形で使えた期間はおよそ5ヶ月だった。
漫画・アニメ版両方共に切札勝負が使用する場面が少なく、漫画版での初出で利用したのは父親の切札勝利である。そのため、勝利の切り札としての印象が強い。
- なお、勝負も勝利からこのカードを譲られたことで使用したことがある。その時の対戦相手は、同じくクロスギアに関係した効果を持っている(クロスギアにクロスすると効果が発動する『アクセル』能力を持ち、クロスギアにクロスしている状態でシールドをブレイクすると、その『アクセル』能力でシールドをマナ送りにすることが出来る)緑神龍ダグラドルグランをメインとしたデッキを使ったR(リッチ)で、メタルカオス・ドラゴンや青銅の鎧と共に総攻撃し、ダイレクトアタックを決めた。
- 初収録時のパックなどで収録された際のイラストや、メイン画像で使われているイラストは、pixivでも活躍しているNAKAGAWA氏が描いたイラストである。
関連イラスト
関連タグ
バジュラズ・ソウル:次の弾で登場した、非常に相性の良いクロスギア。