概要
和名 | チョウチンウミヘビ? |
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学名 | Glenoglossa wassi |
英名 | Angler Snake Eel |
分類 | ウナギ目 アナゴ亜目 ウミヘビ科 ニンギョウアナゴ亜科 グレノグロッサ属 |
体長 | 15cm |
分布域 | 南太平洋(アメリカ領サモアやフィリピンの近海) |
IUCNレッドリストカテゴリー | 軽度懸念 (LC) |
サモア近海などに生息するウナギ目ウミヘビ科で一属一種の海水魚。
ほかのウナギ目魚類にはない極めて珍しい特徴がある。
形態
体長は15cmほどと小型で、体色は黄色っぽい。
口の周りにはひだ状の突起を持つ。
最大の特徴は舌で、舌の骨が棒状に細く伸び、その先端に自由に動かす事が出来る長い舌がある。
そう、なんとワニガメの様に舌が疑似餌に変化しているのだ。
ワニガメとは異なり、アンコウの仲間の背鰭の様に柄がある釣竿状となっている。
生態
水深25~40mのサンゴ礁近くの砂底に潜り、頭だけを出して長い舌を口外に突出させ、舌を振って擬似餌とし、獲物の小魚を口の前に誘い込んで捕食するとされているが、誰も野生下でその様子を見たものはいない。