ケムシくん

けむしくん

国土社から発行されている学習漫画『まんがおもしろ漢字教室』の登場虫物（左から2番目のキャラクター）。

概要

その名の通り毛虫をモチーフにしている。身長はライオンくんの耳ほどの大きさから成人男性であるおまわりさんの腰ほどの大きさまで安定しない。

それどころかコマによって作画も安定せず、手や白目があったりなかったり頭や背中の毛、足や指の数まで変わったり極めつけは腕が4本になることも。

漢字指導を得意とする鳥・ミスターカンジーとよくつるんでいるが、初期は「この音が世界にほこるノーミソの音かよ」とカンジーの頭をトンカチで叩いたりがびょうやねじくぎを食べて瀕死になったカンジーに「死ぬのかな」と満面の笑顔で言い放つなどなかなかいい性格をしていた。

このような性格はページが進むごとに徐々に丸くなっていき、カンジーの漢字指導も一緒に楽しむように。悪戯もいちゃついているカップルを「恋愛」「慕情」といった熟語を使って誂う程度にとどまっている。

同じケムシの女の子に一目惚れしたことがあり、3人に分身してラブレターを渡すもその子にはボーイフレンド（ケムシのくせに毛が2本しかない）がおりトンカチを投げつけられるという憂き目にあった。

めちゃくちゃ多才。甲骨文字を石に彫る、横笛を吹く、布の裁縫などさまざまな特技を持っておりしまいには書類を持って東大入試を受けに行こうとしたこともある。

反面漢字の勉強はまだまだ未熟でへんとつくりの組み合わせを間違えるなどのうっかりミスも。