基本情報
ルール
海の上でタイミングよくケロロをスライドし、目標の飛距離を目指すスライダーゲーム。
言うなれば水切りの人バージョンである。
スライドのタイミングは矢印が表示された時で、プレイヤーは表示されたらすぐにスライドをする必要がある。
スライドを1回するごとに【great】【good】【bad】の三種類の評価が表示され、その際のバウンドする高さが決まる。評価によってバウンドする高さが違い、【great】の場合はバウンドの高さは減らないが、【good】【bad】の場合は高さが減る。
レベルごとにクリア目標の距離が異なり、レベルが高いほど長くなる。
シリーズ屈指の鬼畜ゲー
一見するとヌルゲーに見えるこのミニゲームだが、ケロロ軍曹のゲームシリーズ史上屈指の鬼畜ゲーとして知られている。
以下、鬼畜ゲーと言われてしまっている主な要因↓
他ミニゲームとのレベル格差が明らかに違う
まず何といってもこのミニゲームが鬼畜ゲーと呼ばれる要因となっているのが「他ミニゲームに比べて明らかに激ムズとなっている」ということだろう。他ミニゲームが誰でも頑張って初見でクリアできるのに対し、このミニゲームだけは矢印が表示されるタイミングがバウンドの高さによって異なるため、システムを理解しないとクリアできないのに加えて、子供(特に幼児から小学校低学年あたり)がプレイしようと思っても絶対にクリアできないことが目に見えるミニゲームとなっている。
そのためクソゲーまでとは言わないが、多くのプレイヤーがこのミニゲームをプレイした結果、精神崩壊を起こしてゲーム自体を辞めるという現象も起きている。プレイヤーによってはレベル1から鬼畜と思っている人も多く、「レベル3まではものすごい頑張るが、やっぱり難しすぎて途中で諦める」という人も続出している。
とても子供向けアニメが開発したとは思えないミニゲームである。
great評価以外のペナルティが異常
なら「【great】がダメなら【good】を出し続ければいずれクリアできるんじゃないの?」と思う人がいるだろう。残念ながらそれは甘すぎる考えだ。
なぜなら【good】でも【bad】までにはいかないものの、バウンドの高さが減るからである。つまり【good】を出し続けていると高さが段々と減っていき、目標の飛距離に届かない現象が起きる。そのためレベルが高くなるほどその作戦が使えなくなる。【bad】の場合はもっと酷く、今までバウンドしていた高さの1/2くらいに減少する。
しかもバウンドの高さを上げるという救済処置が一切存在しないため、一度【bad】を出した途端《GAME OVER》となる確率は高くなるといっても過言ではないのである。
要は何回も【great】を出し続けて飛距離を伸ばす他に作戦はないわけだが、肝心のタイミングがかなりシビアなため、結局は【good】や【bad】を出し続けてしまい、最終的に《GAME OVER》となってしまうことが多い。つまり【great】を毎度のように出すのはほぼ不可能に近く、多くのプレイヤーが鬼畜ゲーと評価している最大の要因がこれである。
スライドの加減が難しい
速すぎても反応しない時があるし、遅すぎても【good】や【bad】にされてしまう。
また長くスライドしたからといって【great】になるわけではないので、画面の端から端まで勢いよくスライドしても【good】や【bad】などと評価されてしまい、飛距離が減ることが多い。
さらに最初の一発であるケロロが飛び込む際のタイミングですべてが決まるミニゲームといっても過言ではなく、一発目でスライドの加減を失敗すると目標の飛距離まで届かなくなるという現象が高確率で起こる。
タイミングがシビア
上記のように高さによって矢印が表示されるタイミングが変わるため、いつ表示されるのかが判断できない。そのため少しでもスライドするタイミングが遅れたりしても【good】【bad】の評価がなされ、バウンドの高さが減っていき、目標の飛距離に届かないことがかなり多い。
また「これは絶対に【great】でしょ」と思っていても何故か【good】にされていることがかなり多く、どうしたら【great】評価を出せるのかの基準・タイミングが一切分からないゲームにもなっている。
目標までの距離が長い
レベル1が1500mまで伸ばすことが目標だが、上記のような鬼畜システムのため、5回ほど頑張って700mくらいしか出ない場合もあり、クリアするのにすごい時間がかかる。
特に初見のプレイヤーが一発クリアすることはほぼ不可能に近いため、多くのプレイヤーから「初見では絶対にクリア不可能」と称されている。