概要
CV:沼田祐介
天職を求めて様々な職を変えているが
なかなか巡り会えていないフリーターの青年。25歳。後ろでまとめた長い髪が特徴。
カズマ曰く、「ボクの憧れのお兄さん」。
おじゃる丸には「フラフラのケン」と呼ばれている。(おじゃる丸がフリーターという単語を覚えられないため)
おじゃる丸の事を「まったり屋」と呼んでいる。
理由は、おじゃる丸に「好きなことを仕事にすればいい」と言われた時から、「じゃあお前はまったり屋だ」と返したことがきっかけ。(同時に、自分に職にするような好きなものが無い事にも気づいてしまいショックを受けた。)
初めてのバイト先は「そば処」で、小さい頃の夢はプロ野球選手だったらしい。
一度作中のクイズで今までやった仕事の数が出題されたが、その時点でのカウントは378であり、現在は400を超えている。
じっとすることが苦手で、考えるよりも行動が先。困った人を見過ごせない性格で、仕事を放り投げて人助けをすることがある。一方でそれは思慮が浅いということであり、しばしば自分が困ることになっている。様々なことに興味を持つが、熱しやすく冷めやすい。仕事への情熱はあるが、あきらめも早い。しかし、立ち直るのは早く、過去にクヨクヨせず、明るい未来が待っていることを信じてポジティブに生きている。
仕事とは、汗水流して、しかられて身につけるというのがポリシー。それ故、体を動かすバイトが多い。
カメ姉妹曰く、「おめでたい性格」で脳みそにシワが無い。ゆえに、「脳みそにシワが寄る玉手箱」のケムリを浴びた時は「考える人」となった。
天職?
かつて石を彫 る仕事をした際、魂のこもった作品を作ってその才能を認められたが、「汗かいて、叱られて、一人前になっていく、それがオレが求めている仕事なんです。楽 々彫れてしまう才能なんて、オレにとっちゃ迷惑なだけです」という言葉を残し、その店を去っていった。
19期の「黒バイト」で電ボの代わりに付きっ切りで」おじゃる丸の世話をした際はこき使われながらも楽しく遊び、頼られることにやりがいを感じて「一生の仕事見つけたかも」と喜んでいたが自分の役割を失うことに危機感を覚えた電ボによって時給0円でクビにされた。
ちなみに、この回は19期の中で監督が一番気に入っている回である。
周囲との関係
カズマのことを弟のようにかわいがっており、カズマはケンのことを兄のように慕っている。カズマの相談相手になったり、カズマは「将来の夢」という作文の中で「僕はやってみたい仕事が沢山あり、一つに決められない。よって様々な仕事に就けるケンさんのようなフリーターを目指したい」と述べたりと、実の兄弟以上の関係である。
単純な性格ゆえ、おじゃる丸にとって良きからかい相手。
おじゃる丸はケンに会うたびに「どんな仕事も長続きしないフラフラのケン」と呼び、それに対してケンは「何度言えば判るんだマッタリ屋、俺はフラフラじゃなくてフリーター」と言うのがお約束となっている。毎日をのんびりマッタリしているおじゃる丸が信じられない(おじゃる丸は貴族の家の生まれで長男である。つまり、将来は家を継ぐことになっており、ケンのように自分探しの必要がない)。
本田一直は、高校陸上部の先輩。小学校教師一筋の迷いのない本田を尊敬している。本田はなかなか定職に就かないケンのことを、フラフラするのも個性の一つととらえている(ケンは個性でフラフラしているわけではないと反論はしている)。
ちなみに、ケンは月光町の出身ではなく、「天職を見つけるまで田舎には帰れない」と述べる場面がある。
さくらという名のややブラコン気味な妹がいる。また、彼女も花屋のバイトを途中で辞めるなど、仕事が長続きしない様子が見られる。
関連動画
21期ではソロEDをつとめている。これまでの活躍を振り返れる映像となった。