概要
あくびが他の人に移る現象の原因とされるガウストで、電撃をまとったこいのぼりのような姿をしている。
そのこいのぼりの口の中からはピンク色で丸い頭のポーズ模型のような何かが片腕を突き出しているが、本体なのか、こいのぼりと共生しているのか、はたまたこいのぼりのベロが変化したものなのかはまったく不明。
登場したのはシリーズ初代「ディメンションロッド」のみだが、最終作の「ガウストショット」で亜種のコイノボルンが登場したほか、DSソフト「ガウストダイバー」ではフーダの絵柄として登場。
コイノボルン
こう見えてドラゴン系に属する。ランクの低い序盤ザコなので戦力期待値は非常に低い。
出現条件
コイノボルンは366日いつでも狙えるが、コイノボリンはたった1日しか現れない。
こいのぼりといえばこどもの日、というわけで5月5日、それも特定の時刻に。
まあ逃しても本体の時間を変えて強引に再出現させるという方法はあるが……
フーダ「光のこいのぼり」
ガウストダイバーで登場したアイテムで、Xボタンでサブウェポンを撃てる「タマフーダ」、ステータスや耐性を上げる「キョウカフーダ」の2種類ある。
TGGのカードのような見た目をしているあたり、「カード→札→フーダ」だろうか。
「光のこいのぼり」はキョウカフーダにあたり、HP以外の能力が上がるうえに必殺技とチェンジコストを軽減とかなり強力な一枚。
しかしこいのぼり=中身が空っぽということで最大HPだけは減る。
しかもコイノボリンが電撃をまとっているからか、常にカナシバリ状態(一定間隔でしびれて動けない)というやっかいなデメリットも持っている。
なおこの「光のこいのぼり」に限らず、一部のキョウカフーダには「常に状態異常(回復不可)」というデメリット付きのものがある。
メロメイドやフリルメイドのような「登場時状態異常回復」の特性を持つガウストでも回復できないため、装備する際はよく考えること(ただしカスタマイズで着脱は自由なので、戦闘中以外に不利益はない)。
余談
- 同名キャラ
特大こいのぼりで有名な埼玉県加須市では「こいのぼりん」というゆるキャラがいる。
トレジャーガウストシリーズは2005年、こいのぼりんは2002年なのであちらの方が早いが、同じこいのぼりモチーフ(&安直なネーミング)ということでたまたま被ったのだろう。
- 5月5日の継承者
ガウストショットでは亜種の「コイノボルン」が後継となったが、そのコイノボルンとは別に5月5日限定のガウストとして「コイノボンバー」がいる。
ただしあちらはこいのぼりというよりも五月人形のような姿をしており、コイノボリンやコイノボルンとは似ていない。