概要
シリーズ初代「ディメンションロッド」から登場していたマーメイド系のガウスト。
とても美しい声で歌い、彼女の歌を聴いた者は心が浄化されて穏やかな気持ちになるという。
なので戦いや争いを好まず、どうしても退けないときも癒しの歌で相手を落ち着かせ、平和的に解決するのだ。
そんなメロメイドはどんな相手でもメロメロにできる能力を持っており、世のお母様方(というか主婦層)が韓流スターに首ったけなのも彼女の仕業らしい。
綺麗な声で歌うことと合わせ、メロメイドの「メロ」はおそらく「メロディー」&「メロメロ」をかけているのだろう。
ちなみにディメンションロッドの発売は2005年。
当時は韓流ブームのただ中で、名作「冬のソナタ」で主演を務めた俳優の"ヨン様"ことペ・ヨンジュンをはじめとする韓流スターが大人気であった。
登場作品
2作目「ストラップハンター」以降は欠席し、4作目「ギアレットハンター」で復帰。
だが続く「ギアレットガンブレード」では一部ガウストの互換切りによってリストラされてしまった(例えるならポケモン剣盾で登場ポケモンが絞りこまれたようなもの)。
後任はヘルザンタという少女サンタのようなガウストになったが、彼女もあえなくリストラされて「ガウストショット」ではまた復帰……するはずだった。
一応登場はするのだが、ガウストショットは途中で打ち切られたせいでバグ技必須。
というのもガウストショットでのメロメイドは普通にサーチしても現れず、打ち切られたために存在しない事になった「マシンスナイパー」というガウストメモリー(拡張アイテム)が必要になるのだ。
そのマシンスナイパーのサイドストーリーでは
「勝手にマシンスナイパーに恋したメロメイドがハンターに嫉妬している!」だの「嫉妬に狂ったメロメイドは影で悪口を言いふらしているらしい」だのと、その個体は相当めんどくさい女なのであろう事をうかがわせるナレーションを見られる。
マシンスナイパーはガウストメモリーをわざとびしょ濡れにしてバグらせるとたまに現れるが、当然やり過ぎると使い物にならなくなる。
そのリスクを回避したければ、ギアレットハンターから通信で送って捕獲すること。
DSソフトのガウストダイバーではそんな憂き目にあうこともないが、「赤バージョン限定」なので青バージョンでは出てこない(ディメンションロッドでもそうだった)。
ただしショップで1体だけ入手することもできるため、まったく入手できないわけではない。
赤バージョンなら場所を問わず現れる「フユウガウスト」なので、出現しにくいことを差し引いても入手には困らない。
いざとなったら青バージョンと赤バージョンで協力して探すこともできるが、面倒なら通信交換で送ってあげよう。
性能(ガウストダイバー)
素早さ以外は平均かそれ以下と目立ったものはないものの、登場時に状態異常を治す特性が便利。必殺技が回復系ということで、戦闘不能は治せるがあとのリカバーはできないクレオテトラとの相性が良い。
水属性のメロメイドに対しクレオテトラは毒属性でメロメイドの補完になるのも嬉しいところだ。
本作の属性相性は炎→鉄→雷→霊→風→毒→土→水→炎…で一巡する。
さらにマーメイド系なので同系統3体揃えれば「ガールズ」連携でパワーアップできるのも強み。
ただしメロメイド以外のマーメイド系は入手が難しく、クレオテトラはジバクで場所によってはまったく現れないこともザラ、ブリットナースはサーチしても現れないため貴重なガウスパールを20個も集めなければならず(場所によってはそこまで苦労せず集まったりもするが)、セイントレーヌは通信サーチ必須でソロプレイでは出現すらしない。フリルメイドに至っては配信限定だったため、入手など完全に無理ゲー。
同種3体でも条件は満たすので、いざとなったらそれで組むのも良いだろう。
特性を活かせばどんな構成でもそれなり以上の相性になるため、ガールズ連携にこだわらないのなら融通は利かせやすい。
関連
→ガウストショットで共演。どちらも特定のガウストメモリーが必要なこと(そのためガウストメモリーのサイドストーリーにしか登場しない)、「めんどくさい女」ということが共通。