概要
新宿2丁目のゲイバー「コレステロール」のママである。奄美大島出身。
漢字で「拓也」と表記されることもある。
いわゆるオネエ系の温厚で柔和な人柄で、界隈の分類では「ゆるぽ」(ゆるくてぽっちゃり)とされるデブキャラを売りにしていた。
経営の傍らタレント活動も行っており、CDを出したこともあるほか、台湾でも「拓也哥」(※日本語で「タクヤ兄さん」「タクヤ兄貴」のような意味)として知られる存在であった。
2013年7月スカパーで放送された「徳井義実のチャックおろさせて〜や」の企画「ぽこxたて」にて「絶対にイカない男VS絶対にイカせる男」でイカせる男として出演し話題になった。
秘儀・のど輪締め
コレステロールタクヤの必殺技。前述の企画において、この技で絶対にイカない男をイカせた。
やり方としては亀頭をのどの奥まで咥えて、亀頭をのどの奥で締め付ける。(のど輪締めは一部では最強のテクニックだと言われている。)
本人監修の下これを再現したアダルトグッズも発売されている。
闘病
食生活(特に甘いものが好きで、ケーキをよく食べていた他、甘いコーヒー飲料のパックを1日約3リットルも開けるほどであったという)やハードな夜の仕事が祟ってか、2010年過ぎごろに一度糖尿病の診断を受ける。しかし、この時は自覚症状も無かったため軽く考えており、処方された薬も飲まずに放置していた。
2017年には体調を崩し一時入院している。
2018年ごろ、ふと足を見ると指にマメのようなものがあったためとりあえず絆創膏を貼り、数日後風呂場で剥がすと骨が見えるほどにまで傷が広がっていたことで慌てて病院を受診。この時は血糖値が560mg/DLを越えるほどの状態であり(正常値は100mg/DL未満)、足のマメのようなものは体組織が腐敗する「壊疽」で、これ以上の悪化を防ぐため足の指を一部切断することになった。また、この状態になるまで痛みもほとんどなかったといい、糖尿病が原因で末梢神経に炎症が起き、神経障害で痛みを感じにくくなっていたと推測される。その後、本人がブログなどで糖尿病であることを公表している。
その後は服薬に加え食生活を改めるなどして療養に努めていたが、症状は進行し続け、2021年3月には片足の膝から下を切断して義足となっている。
足を切断してからも何度か入院療養をしていることをブログやInstagramに綴っていたが、2022年9月26日に、同月16日に亡くなったと遺族・従業員の連名で発表された。
生前の本人の意向により、「コレステロール」本店の経営は副店長「ナオミ」が受け継ぎ、名古屋支店は閉店することとなった。