ラルフ「センチピードくらいのだと思ったのに！ゲームはいつからこんなに暴力的になったの？頼むからここから出して〜！」
概要
ディズニー映画「シュガー・ラッシュ」に登場するキャラクター。
カルホーン軍曹の仕事場であるFPSゲーム「Hero's Duty（ヒーローズ・デューティ）」の敵キャラクターで、群れで行動し、何でも食べて取り込み、繁殖する凶暴な昆虫型ロボット。
体色は黒緑色で、4つの目とテントウムシのような丸いボディ、カゲロウのような2本の長い尾を持ち、背中には収納式の羽がある。
普段（非プレイ時）は卵の状態で休眠しており、プレイ時に孵化・急成長してプレイヤー達に襲い掛かる。
軍曹いわく「ウイルスと同じ」とのことで、作中のゲーム内で自分たちの役割として悪役を演じているだけのラルフたちと違って知能や自我を持たず、純粋に昆虫の本能に似せた単純なプログラムでのみ行動しており、ゲーム稼動時と終了時の区別がついていない。そのため、たとえ他所のゲームに入り込んでも無遠慮で繁殖し、ゲームを破壊してしまう本当に危険な存在。
成虫や卵はラルフのパンチや軍曹の銃で破壊できるが、幼虫はそれを受けても死なないほど頑丈なため、作中でも軍曹が「卵の状態で破壊しろ」と言っている。
光に引き寄せられる習性があるため、ゲームオーバー時にプレイヤーに撃破されなかった成虫たちは「ビーコン」と呼ばれる強烈なレーザー光で誘引し、消却処分されている。
作中ではラルフと一緒に1匹がシュガー・ラッシュの世界に迷い込む。ラルフ本人はサイ・バグはヨーグルトの沼に落ちて死んだと思っていたが、実際は死んでおらず、そこの地下でお菓子を食べると、お菓子をイメージしたカラフルな姿で大繁殖。シュガー・ラッシュの世界を崩壊させかねないほどに増殖して襲いかかるが、最後はラルフが決死の覚悟でコーラの火山を噴火させてビーコンの代わりにしたことで、その光に引き寄せられ、全滅。サイ・バグと融合した作中のラスボスもサイ・バグの本能には逆らえず、消滅した。
