サンチョ(結城友奈は勇者である)
さんちょ
声:中田譲治
乃木園子お気に入りの、猫のキャラクター。園子の夢の中や、あろう事か変身シーンにも登場する。
曰く、出会いは「朝起きたら枕元にいた」との事。
園子はサンチョの抱き枕をよく持ち歩いている。『鷲尾須美の章』オープニングで既にランドセルにサンチョが入っているのを見られるが、スピンオフ『勇者部所属ぷにっと!』では、1匹では飽き足らず机の中やランドセルの中、あろう事かロッカーの中まで計10匹のサンチョを持ち込み、さすがの銀も呆れてしまった(そのため教科書などは机の上に置きっぱなしで、須美に片付けるよう怒られた)ことがある。
この抱き枕には尻尾を引っ張ると「スィ、ムーチョ」としゃべる機能がある(しかもかわいらしい姿に似合わずダンディーな声で。意味はスペイン語で「はい、とても」)事が『勇者の章』にて判明しているのだが、付き合いの長い東郷ですらその事を知らず、「その子しゃべるの!?」と驚いていた。
ちなみにこの枕は『鷲尾須美の章』劇場先行公開時に公式グッズとして商品化されたことがあるが、(判明する前のものだからか)しゃべる機能は残念ながら無い。というか、『鷲尾須美の章』で登場したときはこんなダンディーな声じゃなかったし。
作中世界には抱き枕以外にもサンチョがモチーフになったフロートや浮き輪等のグッズがあるらしく、『花結いのきらめき』で園子や伊予島杏が使っている姿を見ることができる。
『結城友奈の章』終了後、サンチョの抱き枕がどうなっていたのかは長らく不明であったが、『勇者の章』にて無事に園子の手元に戻っていた事が判明した。
経緯は不明だが友奈の自宅にも似たキャラクター「アミーゴ」の抱き枕があり、牛鬼にかじられていた。また『花結いのきらめき』の11月の誕生日イベントにも「アモーレ」という似たキャラクターの抱き枕が登場し、園子が銀にプレゼントしている。サンチョの色が赤なのに対し、アミーゴは青、アモーレは黄色である(アニメでは他にもさまざまな色のサンチョ(の仲間?)が登場しており、青と黄色のも登場している)。
なぜか精霊として登場する(園子自身「精霊ならそれはそれで面白いかなって」と言った事があるが、それが現実のものになってしまった)。見た目は園子の抱き枕そのまんま。
毎月3が付く日の「サンチョの日」に特定のクエストをクリアすると入手でき、リーダーの勇者にセットすると必殺技以外の戦闘ボイスがサンチョのダンディーな声に変わる。
さらに、タイトル画面のタイトルコールもサンチョのダンディーな声に変わる。
他に、戦闘終了後に特別な報酬(箱は豪華だが中身は普通)が発生することがある(サンチョの日は確実に発生する)。ただし効果があるのはリーダーに装備している1体のみで、複数装備しても効果が重複することはない。フレンド・ゲスト枠でも効果は無いので、サンチョ装備の勇者をゲスト枠に入れる際は注意。
ちなみに、サンチョの日に出現する特殊クエスト「バモス デ フィエスタ(Vamos de fiesta)」の日本語訳は「パーティーをしよう」。本編中唯一のサンチョの台詞がアビリティ名になっている。