「じゃあボクはなんのために生まれてきたんだ!
ボクにはなにもないんだ!
だから、これを果たす以外ないんだ!!
なにもないなんて…ボクが一番わかってる。
だからこそ、成し遂げたいんだ…!」
プロフィール
性別 | 女性 |
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レア | ★5 |
職種 | シューター |
武器 | 大砲 |
専用武器 | ブローニング改AV7 |
出典/物語 | グリムノーツ「語られぬ英雄たち」 |
初登場 | シナリオイベント「“怪盗紳士”を継ぎし者」 |
Illust | 穂里みきね |
CV | 井澤詩織 |
概要
グリムノーツの8人目の主人公。ただし本編に登場するのは主人公の中では最後で、最終章の前である「アーサー王の想区」になってようやく登場する。
エクス達が「悪漢の想区」にて出会ったコバヤシと名乗る謎の少年。字幕では「コバヤシ少年>」と表記されている。
その正体はエンドウ……もとい名探偵である明智小五郎の助手。怪盗アルセーヌ・ルパンを捕まえるためにカリオストロ伯爵夫人の船「プロバンス号」に乗り込んでいた。
……というのは嘘であり、本当の名前はクラリス・ルパン。本来の物語上は存在しないはずのアルセーヌ・ルパンの孫娘であり、彼女もまたエクス達と同じ「空白の書」の持ち主である。
ルパン三世(ルパン・ザ・サード)のため、本名よりもサードという名前で通している。
クラリスという名は祖母(クラリス・デティーグ)の名を授かったもの。
彼女の想区はアルセーヌ・ルパンシリーズの1つである「カリオストロ伯爵夫人」の物語に基づいていたのだが、カリオストロ伯爵夫人はカーリーの力によってカオステラーへと変貌。物語の筋書きに抗い、自身を打ち倒すはずだったルパンを返り討ちにしてしまう。
それどころか伯爵夫人はルパンの息子、つまりはサードの父親までをも殺してしまう。祖母は亡くなり、母親は生まれてすぐ亡くなってしまったため、天涯孤独の身となった彼女は、育ててくれた人から教わったスキルを持って、祖父の仇を討つために「プロバンス号」に潜入していたのである。
しかしカオステラーと化した伯爵夫人の力はすさまじく、到底彼女だけでは太刀打ちできるものではなかった。そこへ助けにやってきたエクス達「調律の巫女」一行らによって物語の軌道は修正され、それ以降は1人想区の世界を旅立つことを決意。
「アーサー王の想区」にて再会を果たしてからは、カオステラーをバラまく脅威の存在と戦う調律の巫女一行らの闘いに加担するようになる。
容姿
ショートボブの茶髪で、短パンを穿いているため、ぱっと見少年にも見える感じの女の子。ただしスカートが嫌いという訳ではなさそうで、Repageではスカート姿の彼女を見ることが可能。
年齢は12~13歳くらいで、無印の主人公の中でもかなりの小柄。無印時代の主人公の「チビ」担当で、クロヴィスから度々弄られた挙句、渾名が「チビ丸」で固定されてしまう。当の本人はもう諦めたということにしてそれ以上は突っ込まないことにしたが。
ちなみにそんな容姿でルパンに変装できたのは「バネ足ジャック」の技術を借りたかららしい。
性格
中性的な見た目通りボーイッシュな一面があり、一人称もボク。
主人公の中でもかなり暗い過去を持つが、それを思わせない明るい性格で、笑い方も「にゃはは」とかなり無邪気。
自分の運命の書が空白であることが強いコンプレックスを抱いていたが、怪盗紳士の孫だけあって自信の血統に誇りを持っている。
ちなみに年齢が近いからか唯一シェインのことは呼び捨てにしているが、当のシェインは気に入らない模様。
性能
グリムノーツ
シューター/ディフェンダーにコネクトできる。
リーダースキルとしてはパーティ全員の弾攻撃のダメージが20%増加させることが可能。
ただしエイダ同様に期間限定のクエストでしか仲間にできない特殊な主人公だったりした。
Repage
ヒーローの1人。シューターで大砲を武器に戦う。
必殺技も優秀だが、何より専用装備スキルにドロップ率20%増加がついているため、アイテム収集を行うならぜひ獲得しておきたい。
セリフ
クエスト開始時#1 | 我が一族の誇りにかけて! |
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クエスト開始時#2 | さあ、始めよっか! |
クエストクリア時#1 | アデュー! |
クエストクリア時#2 | バーイ、まったねー! |
必殺技カットイン#1 | 見せてあげる、ボクの本気! |
必殺技カットイン#2 | これがボクのとっておきだよ! |
必殺技 | そっこだー! |
攻撃時 | にゃふふ |
切り替え技 | はあい! |
被弾小 | んっ |
被弾大 | いたた |
被弾打ち上げ | ふぇぇ! |
敵に倒された時 | みんな…ごめんね… |
ヒーローエピソード
サードの事件簿Ⅰ
『調律の巫女』一行から離れ、一人旅をしていたサード。路銀を稼ぐために、とある財宝が載っているという豪華客船に、ウェイトレスとして入り込んだ。情報収集をする彼女だったが、そこでヴィラと名乗る、謎の少女と出会う。彼女はとある名探偵の助手であり、とある怪盗から船に積まれた財宝を守るため乗船しているのだという。その怪盗の名は、アルセーヌ・ルパンであった。
サードの事件簿Ⅱ
ルパンが狙っているのは、カルスタイン伯爵夫人が東洋で手に入れたという、「黄金の書」。それを守るべく現れたのは、パリ市警のガニマール警部と、イギリスから来たという名探偵、ハーロック・ショームズだった。厳戒態勢の中、ついに予告状で指定された時間となる。その瞬間、明かりは消え、ルパンの高笑いが響く。
サードの事件簿Ⅲ
再び明かりが付いた時、金庫から「黄金の書」はなくなっていた。騒然とする一行だったが、サードは、全ては伯爵夫人がルパンの犯行と見せかけ、保険金をせしめる悪事だったと看破する。さらに、伯爵夫人の正体が、女怪盗ネコ夫人であることが明らかになる。だが、ネコ夫人の口から、ショームズが偽物だと暴露され、一触即発の事態となってしまう。サードは『導きの栞』の力を用いて、双方丸く収まる計画を提案。これですべては終わったかと思われたが、偽ショームズの会話を盗み聞きしたことで、彼女は新たな旅路を決意する。
専用武器
ブローニング改AV7:大怪盗の血を継ぐ少女が振るうキャノン砲。その威力は、時に不可能すら可能にする、変幻自在の奇跡を起こす…かもしれない。
関連項目
アルセーヌ・ルパン ルパン三世 クラリス・デディーク カリオストロ伯爵夫人…物語のネタ元。
小林少年と不逞の怪人…怪人二十面相と行動を共にする小林少年を名乗る女の子と、類似点がある。