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小林少年と不逞の怪人

こばやししょうねんとふていのかいじん

「小林少年と不逞の怪人」とは、週刊ヤングマガジンにて2017年(読切としては2016年~)連載中の漫画作品である(読切として掲載後、週刊連載に。ストーリーは読切から続いている)。作者は上条明峰。江戸川乱歩の探偵小説を基にしたミステリー。
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作品解説

「小林少年と不逞の怪人」とは、週刊ヤングマガジンにて連載中の漫画作品である(読切として2016年52号・2017年1号・2017年11号に掲載後、2017年52号から週刊連載に。ストーリーは読切から続いている)。作者は上条明峰。江戸川乱歩の探偵小説を基にしたミステリー。

ミステリーものとしては、基となった江戸川乱歩作品のトリックや犯人の心理などをある程度忠実にあるいはアレンジを加えて盛り込んでおり、基の小説より先に本作品を読むと若干、小説のネタバレとなる可能性がある。
アレンジの度合いは幅があるので一概には言えないが、ミステリーファンとして元々のトリックや推理の展開を正確に把握しておきたいなら(あるいは元々の展開を知らないのにトリックや犯人に異論があるなら)、アレンジ済みの本作品だけではなく基の小説も読んでおくべきである。
基の小説を先に知っている場合は、どこがアレンジ部分か小説通りか探りながら読むと楽しめるはずである。

一方で娯楽作品としては、キャラクター設定などが大幅に改変され本作品独自の設定となっている。そのため、基の小説を既に読んでトリックや推理の展開を知っている人も、新たな娯楽作品として読めるようになっている。
特に怪人二十面相及び小林少年のキャラクター設定は非常に強烈で斬新で独創的。

江戸川乱歩作品を下敷きにした作品は数多く作られ既に多くの「明智小五郎」「小林少年」「怪人二十面相」像が出回っている。また、天才的な探偵と語り手役の探偵助手という関係は探偵ものでは古典的な定番の組み合わせである。
が、本作品の探偵明智小五郎小林少年はいまだかつてない斬新なキャラクター設定を備えているため、キャラクター設定を楽しめるかどうかで好みが分かれると思われる。

なお、怪人二十面相の変装の上手さは超人的であるものの、それ以外の点では「あまりにも非現実的で全くあり得ない」という要素は少ない(超能力だとか魔術だとかの超常的な特殊能力で戦うバトル漫画ではない。あくまでミステリーもの)。

以下、(最初の事件の段階で明かされる程度にとどめますが)ネタバレを一部含みますので、ページ下部にいくほどご注意ください。

あらすじ

大正時代。探偵を目指している小林少年は、世間を騒がせる怪盗「怪人二十面相」を捕まえるべく、独自に調査を行い、ある謎めいた男に目星を付ける。ところが彼と対峙し追及している最中に、近所で殺人事件が起き、小林少年自身がその殺人事件の容疑者として警察に疑われてしまう(D坂の殺人事件)。
……という出会いをきっかけに、小林少年はその男を怪人二十面相だと推測しながらも、彼の人間観察力・推理力を見込んで彼を探偵業に引き込み、一緒に探偵(とその助手)として活動していく。

主要人物

怪人二十面相

小林少年が目星をつけた、倦怠感に満ちた怪しい男。
実は本当に怪人二十面相その人である。変装の名人であり、老若男女問わず巧みに化けることができる。
普段は和装だが、怪人のときは目の周囲に隈取りのような化粧を施しマントと帽子を身につける。
どのような人間でも内側には闇を抱えていると考えているため、基本的に人間不信である一方、その闇を暴き出し眺めるのを好む。
毒舌家で、突き放したような態度をとることが多い。
激甘党で、冷やしコーヒーには大量の角砂糖を投入する。また、飴をよくなめており、作中で彼が口に何か咥えている絵があったらそれは飴の棒である。
当人にも悪人である自覚があり怪盗であることも事実だが、より色々なケースの人の闇に触れたいという理由で探偵明智小五郎としても活動していくことになる。
いわゆるダークヒーロー

怪人二十面相が探偵役をこなしてしまうという斬新な設定となっている。

小林少年

将来探偵になることを目指して頑張っている少年。
正義感が強く、情に厚く涙もろく、やる気に満ちて前向きな、典型的な主人公らしい性格をしている。
本作の語り手ともいえる立ち位置であり、ツッコミ役でもある。
世間知らずな上に人を信じやすい性格のため、人を疑って推理する面ではどうしても探偵としては未熟だが、一方で正義感や優しさゆえに事件解決のために熱心に動き回る。
最終的に推理・解決するのは二十面相/明智であっても、事件に自ら関わりストーリーを展開させ、一般人の視点でわかる範囲の事件の状況を読者に明らかにしていくのは基本的には小林少年によるところが大きい。
第一話では和装だが、その後は学ラン・短パンに学生帽といった洋装が多くなった。

少年というがその実、女の子である。一人称「僕」のボクっ娘でもある。
(基の小説の小林少年にはもちろんこのようなreverse_trapな設定は無い)

そのため、ツッコミ役でありヒロイン役でありお色気要員であり語り手役でもあり、なかなか忙しい。
女性の社会進出を認めず自分を箱入り娘として育てようとしている父親の小林刑事に反発して、男装をしている。
女学校に通う学生でもあり、父親の前では(苦々しく思いながら)お嬢様らしく振舞う。
男装時、胸はそこまで大きくはないがさらしで隠し、長い髪は学生帽につっこんで隠している。

※本作品における二十面相と小林少年の二人を仮にカップリングとして考えた場合、NLだが、両者共に男装/女装を使い分けているキャラクターなので、時には薔薇色のノーマルカプ、時には百合色のノーマルカプに見える可能性がある。

関連タグ

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関連サイト

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