概要
クトゥルフ神話にて言及される架空の惑星・ザイクロトルに生息する植物。
植物であるものの、後述の生態から同惑星の支配者として、ザイクロトルの怪物等の生物を支配する。
生態
縦穴や洞窟等の暗闇に群生している。
植物であるが花の部位で生物を捕食する、花から『花粉の雲』と呼ばれる物質を放出する、触手状に束ねた蔓で緩急備えた速度で動く等、植物の範疇を超えた生態を持つ。
1年に1度のスパンで繁殖し、その際は人間の頭蓋骨に匹敵する程に大きい、イボを備えた硬い種子が収まったサヤを生成する。その後、種子は惑星間を越える勢いで放出され、土壌にたどり着くと約1年後に発芽、(その後の栄養の摂取過程にもよるが)約10ヶ月で成熟し、更に約6ヶ月を経て繁殖が可能になる。