概要
プロフィール
種族 | 天使族/熾天使(セラフィム)→妖魔族/妖天(ようてん) |
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称号 | 始原の七天使、三妖師、三星師 |
究極能力 | 審判之王(イスラフィール)→審罰之王(メーティス) |
存在値 | 2000万超え |
人物
性格は冷徹な武人。
自らの配下に対しても非常に冷淡で、コルヌの失敗やヴェガの細胞を取り込んだグノムの変質を見て、駒としての価値がないと切り捨てている。
フェルドウェイに対してはあくまでも同僚であり、自分の上司として認めてはいるが、主はあくまでヴェルダナーヴァであり、フェルドウェイへの忠誠心までは抱いていない。
フェルドウェイの天使長の支配によって支配下に置かれた際には命令には忠実に従うものの、それ以外では無視を貫くなど根に持っている。
単純な強さでは挑発に乗りやすいフェルドウェイよりも厄介とディアブロから評され、ギィからも強さを認められている。
経歴
光の大聖霊より星王竜ヴェルダナーヴァに生み出され、彼に付き従っていたが、ヴェルダナーヴァが滅界竜イヴァラージェを異界に封印した後、始原の七天使筆頭のフェルドウェイらと共にイヴァラージェの監視の為に異界へ移動する。
その後、異界で大量の魔素を浴び続けたことで妖天へと種族変化を遂げ、今は妖魔族を統率する三妖帥の1人となり、始原の中ではフェルドウェイに次ぐナンバー2のポジションに就いている。
強さ
究極能力「審判之王(イスラフィール)」
・・・空間管理に特化しており、影響を及ぼせる領域内のありとあらゆる物質や波長の流れを管理する権能。
天星宮で妖死族の肉体に受肉した際、力が増したことで意図せず獲得した。
しかし審判之王は天使系究極能力の為、ミカエルの支配に逆らえず、絶対服従の立場となってしまった。
究極能力「審罰之王(メーティス)」
・・・対象空間内のありとあらゆる物質や波長を意のままに操れる権能。
シエルの能力改変により審判之王が進化した究極能力。
能力改変の際に支配回路は取り除かれており、これにより支配から解放され、自由の身となった。
活躍
※小説16巻以降のネタバレあり
16巻にて初登場。
フェルドウェイの計画したマサユキの抹殺と迷宮の無力化を兼ねた迷宮襲撃作戦に参加し部下4名とともに迷宮内部に侵入、樹妖精三姉妹及び四大竜王、カリスと交戦する。
力を隠しておきたいという考えから本気を出さずにいたが、進化の眠りから目覚めたアダルマンたちが戦列に加わった為本気を出そうとするもディーノから失敗の連絡が届き撤退を決意。
「次はない」と告げて撤退した。
その後魔王レオン襲撃作戦に参加し、リムルから派遣されていたディアボロと交戦していたが、ユウキの裏切りに激怒したミカエルにより自由意志を奪われる。
最終決戦ではジャヒルと共に魔導王朝サリオンを襲撃し、ソウエイ・レオンと交戦。
自由意志を奪われたことに腹を立てており、完全にやる気をなくしていたため本来格下の相手であるソウエイとレオンでも戦いが成立していた。
その後フェルドウェイに操られサリオンの存在する神樹を破壊するべく襲来するミリムを止める作戦に、支配からの解放と引き換えに協力するようシエルから求められこれを了承。
自身の奥義で以てミリムの足止めを手伝う。
その後生き残っていた配下2人にフェルドウェイを見限ることを告げ陣営を離脱。
彼と彼の部隊は戦争終結までサリオンに常駐することとなった。