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シェイン・ヴァイス
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シェイン・ヴァイスとは「パトパトチャンネル」の登場人物である。

レディースアーーンドジェントルメーーーーン!!

皆さんこんにちは!! 今大会の司会! 兼選手であるシェイン・ヴァイスです!


概要

パトパトチャンネルに登場する人物。地球防衛軍第一部隊副隊長。

上司の白鳳の事を「ハクホー」と呼ぶ。白鳳からは「一番嫌いで一番優秀な奴」と言われている。


副隊長最強、隊長最有力候補と評されている実力者。WCBTでは選手として出場すると共に、司会も兼任している。



基本情報

  • プロフィール
性別女性
年齢18歳
身長148cm
バストC
所属地球防衛軍第一国家政府管理機関副隊長
能力反物質操作
戦闘スタイルアタッカー

  • ステータス
物理A耐久A
精度S精神S
体力B波動S
評価点40点(隊長クラス)

ステータス値はジョルジュと同等だが、能力の破壊力が別格。

副隊長最強と言われるだけあって、隊長クラス並みのポテンシャルを持っている。

反物質も強力な能力なので攻守能力盤石の中で攻撃に特化したスタイル。

反物質の目を持っている為、相手に思い通りの戦闘をさせないというステータス以上に強く、やりにくい相手となる。

使用限度を超えると戦闘力が著しく下がるが、そこをフォローすれば、隙が少なくなる。


人物

思った事をはっきり言う性格の少女。人脈、人望が防衛軍で1、2を争うレベルで高い。

普段の態度が適当なせいで、堅物なジョルジュとは性格の相性が悪い。

しかし、絶対に人を見捨てない、見放さない人物であり、とある任務で隊員を失い鬱病になったヘルナに気を遣う優しさを見せた。


仕事中は真面目だが、WCBTではテンションを上げて盛り上げようとする。


実は白鳳の養子であり、琴歌とは同い年の義理の姉妹にあたる。しかし、WCBTの2回戦の前日まで面識がなく、琴歌の方は聞かされていなかったこともあり、養子の存在すら知らなかった。

つまり本名は「シェイン・ツクヨミ」なのだが、白鳳の意向で今も「シェイン・ヴァイス」を名乗っている。


バハートとは同期であり、第五部隊に居た頃の直属の上司にあたる。

ファルドラは後輩であり、プライベートではイジリ倒している。


白鳳によると胃腸が弱いらしく、油ものを食べてリバースしそうになったり、生ものを食べてお腹を下したりしていた。



容姿

クリーム色の髪を持ち、常にリオ特製の特殊サングラスをかけている。WCBT1回戦後からは、新たに以前のサングラスと同じ性能の眼鏡を掛けるようになる。

目は紫の模様がある金色。プロフィールの通り148cmと小柄で、立ち絵のサイズも他のキャラと比べて気持ち小さめ。


ヘッドフォンを身に着け、アホ毛が複数跳ねている派手な格好と、アホ毛が潰れたシンプルな格好の二通りが登場している。


能力

反物質操作

反物質を操る能力。反物質に触れたものは普通なら即死するという。ソフィアの異質異能とは下位互換の関係にある。

反物質に人の常識は通用せず、普通の能力や現象は全て反物質の法則によって全てかき消される。

弱点は使用限度がある事。バハートにはガス欠になるまで追い込まれて敗北した。また、衝撃波などの物質を伴わない攻撃は反物質に変換できない。

本人は反物質に高い耐性を持っているが、本人にとって有毒なのは間違いなく、ボーダーラインを超えると危ないらしい。


  • 「反物質眼(アンチマティ)」

視界に入った物全てを反物質に変えてしまう。人であれば液体のようにドロドロに溶けてしまう。

視界に入った空間全てが反物質となるため、視界外であっても反物質がシェインの周りを一気に覆う事になる。

常時発動しており、オフにできない。普段は特製のサングラスを掛けたり、目に包帯を巻いたりすることで発動を防いでいる。

また眼鏡を外す事で遠視も可能。


  • 「アンチテーゼ」

反物質の光を目に浴びせて、目の神経から脳に作用させて相手を廃人にさせる。


  • 「アンチマターカルテット」

反物質を生成して攻撃をかき消す。その際に生まれたエネルギーを攻撃に利用する。


  • 「アンチスターク」

反物質を自分の周りに纏う事で、常に究極の破壊力を生み出す。自分に衝撃がいかないように「アンチマターカルテット」を何重にも発動している。


  • 「ディセクトアンチマター」

物質と反物質の粒子が自身の周りで混ざり合うことで起きる最大級の一撃。ハクの「玉響」を破壊するほどの威力を誇る。


動向

過去

宗教や信仰に対して忠実な街に生まれたシェインは、神の生まれ変わりとして、生まれてからずっと目を隠されてきた事以外に、何不自由なく過ごしていた。ちなみに目は包帯で隠されていた。

しかし第三幕から6年前、ご神体として重宝されていた事から、シェインが悪信教の標的となり、街が襲撃された。住人はほぼ全滅し街は火の海に包まれるも、彼女自身は彼女の守護者によって能力で少し離れた山まで逃がしてもらい、そこを白鳳に保護される。

その後、防衛軍の医療施設で一か月ほど入院する事になり、退院後は白鳳に養子として引き取られる。特殊な人間を一般人や中途半端な能力者には任せられない、既婚者が白鳳以外にいなかった、というのが彼が引き取った理由だった。

退院直後、退院祝いとしてリオと白鳳から特製サングラスをプレゼントされる(ちなみに退院前に白鳳があらかじめ伝えたせいで、シェインからは「それサプライズでやるものじゃない?」とツッコまれた)。今まで一度も目を開けた事がなかったため、サングラス越しでも眩しさに目をくらませていた。

4年前、自分を育ててくれた白鳳に恩返しをする為に防衛軍の試験に応募。白鳳からは猛反発されるも、それを押し切り見事選抜合格、防衛軍に14歳で入隊する。この時は第二部隊に配属された模様。この頃から白鳳の下から自立し、一人暮らしを始めたらしい。

第二回WCBTにて、当時第六部隊副隊長だったアランと第三部隊副隊長ラディウスを倒し、ベスト8入りを果たす。結果上層部からその実力を認められ、3年前には第五部隊の副隊長に任命される。

しかし、悪信教討伐の任務にて不祥事が発生。戦闘でサングラスが破壊されてしまい、シェインは悪信教、隊員、一般市民、建物、あらゆるものを無差別に反物質に変えてしまった。

この事件が原因で、隊長会議の結果、第一部隊の副隊長に異動。


白鳳「っち、俺はお前が大っ嫌いだ


白鳳「肝に銘じておけ、余計な事はするな、そのために俺の監視下においたんだからな」


「…ごめんな…さい…」


白鳳に失望された、嫌われた、そう感じたシェインは、結果を出し、認めてもらう事に強く執着するようになる。


また医者に重度の精神病と診断され、数か月部屋に引きこもる生活を過ごすことになる。

最終的に時間をかけて病気を治して、失った信頼を取り戻そうと決心する。それでも、何度も自分の眼を潰すことを考え、それでは意味がないと手を止めるという事を何度も繰り返した。今でもこの件は大きなトラウマとなっている。



第三幕 EP2 WCBT開幕

初登場。WCBTによる夏季休暇の予定を白鳳に確認する。一足先に日本に向かうと言う白鳳に対し、一緒に日本に行きたいとせがむもすげなく断られる。ここでは引き下がったが、白鳳はシェインがあらゆる手段を使ってでも飛行機の相席を取ってくるだろうと諦めていた。

その後、白鳳に宣戦布告しに来たバハートと遭遇。互いに激励を飛ばす。

副隊長会議では、今の混乱した世情の中で、WCBTを優先する事に苦言を呈したジョルジュに対して、「どうでもいい!!」と一蹴。「大会は防衛軍が運営しているわけではない」「無下にすれば各国からの印象が悪くなる」「成績を残さないと各国からの信用も得られない」と反論する。その後も二人の口論が続いた。

WCBTの司会として再登場。司会としての仕事をこなしていく。

7月12日(WCBT予選3日目)の夜には悪信教君主ベルディアと戦闘を繰り広げていた雪花とソフィアの助太刀に入る。能力を駆使してベルディアの残機を減らしていくも、ファルドラによって全員退避させられる。その後は、ファルドラや雪花たちと共に悪信教の捜査に入った。

7月13日(予選最終日)は司会をバハートに任せて、25リーグのリーダーとして出場。昨晩の仕事明けにもかかわらず元気な姿を見せる。徹夜で作った「シェイン愛!」と書かれた旗とマイクを持ち込みバハートに咎められる。

最初はエンターテイメントを意識して戦うつもりだったが、開始直後に他の選手によって射撃されたことでサングラスが外れてしまう。結果、反物質眼で全員をドロドロに溶かし、予選突破。第27リーグからは司会に復帰する。



EP3 WCBT First Round

7月15日、本選でも引き続き司会を務める。第三試合直前に、次の試合の準備の為、力王ことレーデに代理を任せる。

試合前にヘルナのお見舞いに行き、ヘルナをフォローする。ヘルナは彼女のトラウマに言及し、優勝するよう応援する。

第四試合にてハクと対決。

ハクの反物質攻略の策を次々と破り、近接戦も有利に運ぶなど、戦況を有利に進めていく。

そこでハクはシェインをここまで育て上げた人物が気になり、彼女に尋ねる。



「私の師匠はハクホーだよ」


「体術、オーラ、能力、生活、常識、私をここまで育てたのはハクホー」


「私が一番ハクホーの意思を継いでる、だから私の一手一手は軽くない」


(ハクちゃんにも色んな想いを背負ってるのはわかるよ)


(でもね、それ以上に私も大事な想いを背負ってるんだ)


(ここまで私を育ててくれた皆に恩返しがしたい! 私を育ててくれたことを誇りに思ってほしい!)



シェインは「ディセクトアンチマター」でハクを守っていた「玉響」を破壊、ハクに大ダメージを与える。ハクは反物質を理解しなければ、勝利できないと痛感する。



ハク(私はもう足手まといは嫌なんだ)


ハク(守ってもらうだけの弱い自分が嫌いなんだ…)


ハク(だからもう、諦めるのは…ダメなんだ!!)



ハクはシェインも自分と同じように、「大切な人に認められたい」という強い想いを胸に大会に臨んでる事を感じ取り、なおさら負けられないと強く意気込む。

ハクは「霞揺らめく白冥の奏」と神格開放を発動し、反物質をむやみに発動させにくい環境に持ち込み、シェインはサングラスを外し、反物質眼を発揮する事で対抗し、ハクを追い詰める。

ハクは最後の手段である、玉響でシェインを隔離、反物質を消耗させるという策を実行、今度はシェインが追い詰められる。



「打つ手が…ない…」


(また諦めるの? また失望させるの? また嫌われるの? また迷惑を掛けるの? また辛い顔をさせるの? また不幸にさせるの?)


「嫌だ!もう嫌われたくない!失望させたくない!こっちを振り向いてほしい!!」


「お願いハクホー!私を見て!私を認めて!私を褒めて!!」


「あの時助けてくれた恩返しをさせてよ!尽くさせてよ!私が居て良かったって思ってよ!!」


だから…もう負けないんだ!!!


(壁を超えろ!自分が望む先に行きたいなら!!)



シェインは自分の想いを叫びながら、玉響を破壊する為に必死に反物質で攻撃を繰り出し続ける。

その姿を見たバハートは目を潤ませ、ヘルナは優しく見守り、ジョルジュも反応を見せた。

しかし、思うような火力を出せず、ついに使用限界を迎える。目は真っ赤に染まり、あらゆる所から出血する。

諦めかけたその時…



白鳳「諦めるな!シェイン!!


白鳳「諦めるな!立てシェイン!たちあがれーーーー!!!



なんと白鳳が司会席に乗り込み、マイクを奪い、エールを送り始めたのだ。

奮起したシェインは玉響を破壊、身体の一部だけ外に出すことに成功する。


ここでパトもハクに観客席からエールを送る。



パト「勝て…ハク、」


パト「お前が一番頑張ってきたんだろう…」


パト「頑張れ!ハクーーーーー!!!


白鳳「勝て!!シェイン!!


パト「勝て!ハク!!

白鳳「勝て!シェイン!!


ハク・シェイン「聞こえたよ! 絶対に勝つ!!!



シェインは最後の一撃を放ち、ハクは迎撃に出る。

結果攻撃は届かず、ハクの勝利となった。


シェインはミーエルに治療され、ベッドで休んでいた。サングラスのストックがなくなった事で目には包帯を巻いていた。

負けた事に打ちひしがれている中、白鳳が見舞いに来る。

シェインは、なぜ白鳳は自分を応援してくれたのか、自分の事が嫌いだったのではないか、と聞く。

返ってきたのは3年前と同じ「大っ嫌いだ」という答え。

しかし白鳳はこう続けた。



「親の気持ちも考えずに危険な事ばかり」


「お前にわかるか?大事な娘がボロボロに傷つく姿を見て喜ぶ親がどこにいる?」


「親は娘には危険とは無縁な場所で幸せに過ごしてもらいたいって思うんだよ!!」


「だから本来はお前だって琴歌と同じように平和な地で普通に学校に通って、普通の生活を送ってもらいたかった!」


だから大っ嫌いなんだ!俺の大事な娘を傷つける娘がな!!



実は例の事件に関する隊長会議では、シェインは第二部隊への異動となる予定だったが、白鳳が第一部隊への異動を強く主張していた。

当時第二部隊隊長だったリオの反対を押し切り、白鳳はシェインを自分の部隊への異動を決定させたのだ。「もう誰も失いたくない」、それが白鳳の想いであり、白鳳にとってシェインはそれほど大切な存在であることを示していた。


白鳳はシェインの包帯を外し、特製のレンズが透明な眼鏡を掛けさせる。

白鳳はシェインに「今日はなんの日か覚えてないだろ」と言う。

シェインは全く心当たりがなかったが、白鳳は「書類の間違いを相手から指摘された日」「大会でアランに勝って一緒に喜んだ」「食材を間違えた」など、大きな出来事から些細な出来事まで語りだす。

そして、白鳳は6年前に約束したサプライズとして眼鏡をプレゼントしたと話す。

白鳳はシェインや琴歌を愛している、しかし自分が不器用なせいで二人を苦しめている事を申し訳なく思っている事を吐露する。



「本当だよ…」


「不器用な…お父さんなんだから…」


「不愛想で不器用なお父さんの傍に私みたいな奴がいないと皆が怖がっちゃうからね」


死ぬまでずっと傍にいるよ、それが私の幸せだもん!



その後、第七試合にて司会に復帰する。ジョルジュがシャットダウンした時にはラーメンの実況をしたり、リオがジョルジュと同じ事をした時には、スポンサーゆえに怒りたくとも怒れないジレンマに陥ったりと、司会者として苦難の連続だった。



EP4 WCBT Second Round

1回戦後の夜、ハクと対話する。お互いが大切な人の為に戦ってきた事を認識する。

シェインは自分の想いを3回戦で白鳳に届けてほしいと頼む。ハクはこれを承諾、明日の訓練に誘い、別れた。

7月16日、約束通り訓練場にくるも、大会同様死亡しても復活できる空間や、身体欠損を当たり前のように治す医師などの、防衛軍以上の技術力に戦々恐々としていた。

ここで琴歌と対面、シェインは同じ家族に会えた事を喜ぶも、琴歌は実子である自分を差し置いて養子であるシェインと共に暮らしていた事実を知ってしまう。

事情を知らなかった事で怒りをぶつけられる事はなかったが、白鳳と二人で一緒に写った写真を落とし、それを琴歌に見られた事がトドメとなり、琴歌は白鳳への憎悪を爆発させ、白鳳と絶縁してしまう。シェインの預かり知らぬところで…

訓練では雪花と戦うも、メリア曰く完全敗北を喫したらしい。反物質が効かない、雪花の方が武術が上回っているというのが理由のようだ。

7月17日からは司会に専念する。ファルドラVSソフィア戦では、ファルドラをおちょくった紹介をしたせいで白鳳に絞められたり、ふざけるつもりのなかった天野江VSパト戦では、うっかり噛んだせいでこれまた白鳳に殴られたりと不憫な目に遭う。メリアと雪花の試合では、紹介前に戦いを始めた二人を止めたり、戦闘の余波で消えた加護や恩恵を必死に修復したりと、これまでの試合で最も肝を冷やしていた。


EP5 Stela Cinderella、EP6 WCBT Quater Finals

第2回戦最後、凍夜VSシヴウェンの試合の司会を行う。白鳳に怒られヤケになり、いつもの自由な司会を行った。シヴウェンの最期の演説の際は真面目に聞いていた。

準々決勝、白鳳VSハクの戦い後はハクの所にやってくる。試合後、ハクに自分の想いを背負わせた事で、白鳳にげんこつ付きで怒られたらしい。シェインはハクに想いを届けてくれた事に感謝し、来年の大会での再会を約束した。


東京異変

東京異変が発生し調査のために、動ける隊長、元隊長、副隊長が会場に召集される。彼女は白鳳と共に北東京の調査を行う事になる。

調査開始後、メリアに情報交換を持ちかけられるもこれを断る。

任務中にもかかわらず回転寿司屋「寿司王一番」で寿司を堪能、腹を下す。情報共有の際は夕日の報告に織り交ぜて監視カメラの報告をして白鳳に突っ込まれていたが、彼女は至って真面目です…(原文ママ)。

自販機前にて白鳳と合流するが、ほどなくして隊長の偽物が防衛軍たちに襲い掛かる。

シェインはファルドラのレプリカと交戦。圧倒するも、レプリカが用意した虚構のレプリカを本物と思い込み、倒しに行ってしまう。本物のレプリカは礼花が倒したので事無きを得たが、本人は自分で倒せなかった事を悔しがっていた。


第四幕 帝国 下巻

白鳳に無断で有給休暇を満喫していたが、木刀を持ってホテルから出てきた雪花を見て不安になった白鳳が連絡、雪花の監視を命じられる。

空港でフィロンと雪花が話している所に乱入。空気を読まずにフィロンの素性をばらしてしまうも、結果的にスムーズに協力関係を結ぶ事に貢献する。



関連タグ

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月詠白鳳 月詠琴歌:義理の家族

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レディースアーーンドジェントルメーーーーン!!

皆さんこんにちは!! 今大会の司会! 兼選手であるシェイン・ヴァイスです!


概要

パトパトチャンネルに登場する人物。地球防衛軍第一部隊副隊長。

上司の白鳳の事を「ハクホー」と呼ぶ。白鳳からは「一番嫌いで一番優秀な奴」と言われている。


副隊長最強、隊長最有力候補と評されている実力者。WCBTでは選手として出場すると共に、司会も兼任している。



基本情報

  • プロフィール
性別女性
年齢18歳
身長148cm
バストC
所属地球防衛軍第一国家政府管理機関副隊長
能力反物質操作
戦闘スタイルアタッカー

  • ステータス
物理A耐久A
精度S精神S
体力B波動S
評価点40点(隊長クラス)

ステータス値はジョルジュと同等だが、能力の破壊力が別格。

副隊長最強と言われるだけあって、隊長クラス並みのポテンシャルを持っている。

反物質も強力な能力なので攻守能力盤石の中で攻撃に特化したスタイル。

反物質の目を持っている為、相手に思い通りの戦闘をさせないというステータス以上に強く、やりにくい相手となる。

使用限度を超えると戦闘力が著しく下がるが、そこをフォローすれば、隙が少なくなる。


人物

思った事をはっきり言う性格の少女。人脈、人望が防衛軍で1、2を争うレベルで高い。

普段の態度が適当なせいで、堅物なジョルジュとは性格の相性が悪い。

しかし、絶対に人を見捨てない、見放さない人物であり、とある任務で隊員を失い鬱病になったヘルナに気を遣う優しさを見せた。


仕事中は真面目だが、WCBTではテンションを上げて盛り上げようとする。


実は白鳳の養子であり、琴歌とは同い年の義理の姉妹にあたる。しかし、WCBTの2回戦の前日まで面識がなく、琴歌の方は聞かされていなかったこともあり、養子の存在すら知らなかった。

つまり本名は「シェイン・ツクヨミ」なのだが、白鳳の意向で今も「シェイン・ヴァイス」を名乗っている。


バハートとは同期であり、第五部隊に居た頃の直属の上司にあたる。

ファルドラは後輩であり、プライベートではイジリ倒している。


白鳳によると胃腸が弱いらしく、油ものを食べてリバースしそうになったり、生ものを食べてお腹を下したりしていた。



容姿

クリーム色の髪を持ち、常にリオ特製の特殊サングラスをかけている。WCBT1回戦後からは、新たに以前のサングラスと同じ性能の眼鏡を掛けるようになる。

目は紫の模様がある金色。プロフィールの通り148cmと小柄で、立ち絵のサイズも他のキャラと比べて気持ち小さめ。


ヘッドフォンを身に着け、アホ毛が複数跳ねている派手な格好と、アホ毛が潰れたシンプルな格好の二通りが登場している。


能力

反物質操作

反物質を操る能力。反物質に触れたものは普通なら即死するという。ソフィアの異質異能とは下位互換の関係にある。

反物質に人の常識は通用せず、普通の能力や現象は全て反物質の法則によって全てかき消される。

弱点は使用限度がある事。バハートにはガス欠になるまで追い込まれて敗北した。また、衝撃波などの物質を伴わない攻撃は反物質に変換できない。

本人は反物質に高い耐性を持っているが、本人にとって有毒なのは間違いなく、ボーダーラインを超えると危ないらしい。


  • 「反物質眼(アンチマティ)」

視界に入った物全てを反物質に変えてしまう。人であれば液体のようにドロドロに溶けてしまう。

視界に入った空間全てが反物質となるため、視界外であっても反物質がシェインの周りを一気に覆う事になる。

常時発動しており、オフにできない。普段は特製のサングラスを掛けたり、目に包帯を巻いたりすることで発動を防いでいる。

また眼鏡を外す事で遠視も可能。


  • 「アンチテーゼ」

反物質の光を目に浴びせて、目の神経から脳に作用させて相手を廃人にさせる。


  • 「アンチマターカルテット」

反物質を生成して攻撃をかき消す。その際に生まれたエネルギーを攻撃に利用する。


  • 「アンチスターク」

反物質を自分の周りに纏う事で、常に究極の破壊力を生み出す。自分に衝撃がいかないように「アンチマターカルテット」を何重にも発動している。


  • 「ディセクトアンチマター」

物質と反物質の粒子が自身の周りで混ざり合うことで起きる最大級の一撃。ハクの「玉響」を破壊するほどの威力を誇る。


動向

過去

宗教や信仰に対して忠実な街に生まれたシェインは、神の生まれ変わりとして、生まれてからずっと目を隠されてきた事以外に、何不自由なく過ごしていた。ちなみに目は包帯で隠されていた。

しかし第三幕から6年前、ご神体として重宝されていた事から、シェインが悪信教の標的となり、街が襲撃された。住人はほぼ全滅し街は火の海に包まれるも、彼女自身は彼女の守護者によって能力で少し離れた山まで逃がしてもらい、そこを白鳳に保護される。

その後、防衛軍の医療施設で一か月ほど入院する事になり、退院後は白鳳に養子として引き取られる。特殊な人間を一般人や中途半端な能力者には任せられない、既婚者が白鳳以外にいなかった、というのが彼が引き取った理由だった。

退院直後、退院祝いとしてリオと白鳳から特製サングラスをプレゼントされる(ちなみに退院前に白鳳があらかじめ伝えたせいで、シェインからは「それサプライズでやるものじゃない?」とツッコまれた)。今まで一度も目を開けた事がなかったため、サングラス越しでも眩しさに目をくらませていた。

4年前、自分を育ててくれた白鳳に恩返しをする為に防衛軍の試験に応募。白鳳からは猛反発されるも、それを押し切り見事選抜合格、防衛軍に14歳で入隊する。この時は第二部隊に配属された模様。この頃から白鳳の下から自立し、一人暮らしを始めたらしい。

第二回WCBTにて、当時第六部隊副隊長だったアランと第三部隊副隊長ラディウスを倒し、ベスト8入りを果たす。結果上層部からその実力を認められ、3年前には第五部隊の副隊長に任命される。

しかし、悪信教討伐の任務にて不祥事が発生。戦闘でサングラスが破壊されてしまい、シェインは悪信教、隊員、一般市民、建物、あらゆるものを無差別に反物質に変えてしまった。

この事件が原因で、隊長会議の結果、第一部隊の副隊長に異動。


白鳳「っち、俺はお前が大っ嫌いだ


白鳳「肝に銘じておけ、余計な事はするな、そのために俺の監視下においたんだからな」


「…ごめんな…さい…」


白鳳に失望された、嫌われた、そう感じたシェインは、結果を出し、認めてもらう事に強く執着するようになる。


また医者に重度の精神病と診断され、数か月部屋に引きこもる生活を過ごすことになる。

最終的に時間をかけて病気を治して、失った信頼を取り戻そうと決心する。それでも、何度も自分の眼を潰すことを考え、それでは意味がないと手を止めるという事を何度も繰り返した。今でもこの件は大きなトラウマとなっている。



第三幕 EP2 WCBT開幕

初登場。WCBTによる夏季休暇の予定を白鳳に確認する。一足先に日本に向かうと言う白鳳に対し、一緒に日本に行きたいとせがむもすげなく断られる。ここでは引き下がったが、白鳳はシェインがあらゆる手段を使ってでも飛行機の相席を取ってくるだろうと諦めていた。

その後、白鳳に宣戦布告しに来たバハートと遭遇。互いに激励を飛ばす。

副隊長会議では、今の混乱した世情の中で、WCBTを優先する事に苦言を呈したジョルジュに対して、「どうでもいい!!」と一蹴。「大会は防衛軍が運営しているわけではない」「無下にすれば各国からの印象が悪くなる」「成績を残さないと各国からの信用も得られない」と反論する。その後も二人の口論が続いた。

WCBTの司会として再登場。司会としての仕事をこなしていく。

7月12日(WCBT予選3日目)の夜には悪信教君主ベルディアと戦闘を繰り広げていた雪花とソフィアの助太刀に入る。能力を駆使してベルディアの残機を減らしていくも、ファルドラによって全員退避させられる。その後は、ファルドラや雪花たちと共に悪信教の捜査に入った。

7月13日(予選最終日)は司会をバハートに任せて、25リーグのリーダーとして出場。昨晩の仕事明けにもかかわらず元気な姿を見せる。徹夜で作った「シェイン愛!」と書かれた旗とマイクを持ち込みバハートに咎められる。

最初はエンターテイメントを意識して戦うつもりだったが、開始直後に他の選手によって射撃されたことでサングラスが外れてしまう。結果、反物質眼で全員をドロドロに溶かし、予選突破。第27リーグからは司会に復帰する。



EP3 WCBT First Round

7月15日、本選でも引き続き司会を務める。第三試合直前に、次の試合の準備の為、力王ことレーデに代理を任せる。

試合前にヘルナのお見舞いに行き、ヘルナをフォローする。ヘルナは彼女のトラウマに言及し、優勝するよう応援する。

第四試合にてハクと対決。

ハクの反物質攻略の策を次々と破り、近接戦も有利に運ぶなど、戦況を有利に進めていく。

そこでハクはシェインをここまで育て上げた人物が気になり、彼女に尋ねる。



「私の師匠はハクホーだよ」


「体術、オーラ、能力、生活、常識、私をここまで育てたのはハクホー」


「私が一番ハクホーの意思を継いでる、だから私の一手一手は軽くない」


(ハクちゃんにも色んな想いを背負ってるのはわかるよ)


(でもね、それ以上に私も大事な想いを背負ってるんだ)


(ここまで私を育ててくれた皆に恩返しがしたい! 私を育ててくれたことを誇りに思ってほしい!)



シェインは「ディセクトアンチマター」でハクを守っていた「玉響」を破壊、ハクに大ダメージを与える。ハクは反物質を理解しなければ、勝利できないと痛感する。



ハク(私はもう足手まといは嫌なんだ)


ハク(守ってもらうだけの弱い自分が嫌いなんだ…)


ハク(だからもう、諦めるのは…ダメなんだ!!)



ハクはシェインも自分と同じように、「大切な人に認められたい」という強い想いを胸に大会に臨んでる事を感じ取り、なおさら負けられないと強く意気込む。

ハクは「霞揺らめく白冥の奏」と神格開放を発動し、反物質をむやみに発動させにくい環境に持ち込み、シェインはサングラスを外し、反物質眼を発揮する事で対抗し、ハクを追い詰める。

ハクは最後の手段である、玉響でシェインを隔離、反物質を消耗させるという策を実行、今度はシェインが追い詰められる。



「打つ手が…ない…」


(また諦めるの? また失望させるの? また嫌われるの? また迷惑を掛けるの? また辛い顔をさせるの? また不幸にさせるの?)


「嫌だ!もう嫌われたくない!失望させたくない!こっちを振り向いてほしい!!」


「お願いハクホー!私を見て!私を認めて!私を褒めて!!」


「あの時助けてくれた恩返しをさせてよ!尽くさせてよ!私が居て良かったって思ってよ!!」


だから…もう負けないんだ!!!


(壁を超えろ!自分が望む先に行きたいなら!!)



シェインは自分の想いを叫びながら、玉響を破壊する為に必死に反物質で攻撃を繰り出し続ける。

その姿を見たバハートは目を潤ませ、ヘルナは優しく見守り、ジョルジュも反応を見せた。

しかし、思うような火力を出せず、ついに使用限界を迎える。目は真っ赤に染まり、あらゆる所から出血する。

諦めかけたその時…



白鳳「諦めるな!シェイン!!


白鳳「諦めるな!立てシェイン!たちあがれーーーー!!!



なんと白鳳が司会席に乗り込み、マイクを奪い、エールを送り始めたのだ。

奮起したシェインは玉響を破壊、身体の一部だけ外に出すことに成功する。


ここでパトもハクに観客席からエールを送る。



パト「勝て…ハク、」


パト「お前が一番頑張ってきたんだろう…」


パト「頑張れ!ハクーーーーー!!!


白鳳「勝て!!シェイン!!


パト「勝て!ハク!!

白鳳「勝て!シェイン!!


ハク・シェイン「聞こえたよ! 絶対に勝つ!!!



シェインは最後の一撃を放ち、ハクは迎撃に出る。

結果攻撃は届かず、ハクの勝利となった。


シェインはミーエルに治療され、ベッドで休んでいた。サングラスのストックがなくなった事で目には包帯を巻いていた。

負けた事に打ちひしがれている中、白鳳が見舞いに来る。

シェインは、なぜ白鳳は自分を応援してくれたのか、自分の事が嫌いだったのではないか、と聞く。

返ってきたのは3年前と同じ「大っ嫌いだ」という答え。

しかし白鳳はこう続けた。



「親の気持ちも考えずに危険な事ばかり」


「お前にわかるか?大事な娘がボロボロに傷つく姿を見て喜ぶ親がどこにいる?」


「親は娘には危険とは無縁な場所で幸せに過ごしてもらいたいって思うんだよ!!」


「だから本来はお前だって琴歌と同じように平和な地で普通に学校に通って、普通の生活を送ってもらいたかった!」


だから大っ嫌いなんだ!俺の大事な娘を傷つける娘がな!!



実は例の事件に関する隊長会議では、シェインは第二部隊への異動となる予定だったが、白鳳が第一部隊への異動を強く主張していた。

当時第二部隊隊長だったリオの反対を押し切り、白鳳はシェインを自分の部隊への異動を決定させたのだ。「もう誰も失いたくない」、それが白鳳の想いであり、白鳳にとってシェインはそれほど大切な存在であることを示していた。


白鳳はシェインの包帯を外し、特製のレンズが透明な眼鏡を掛けさせる。

白鳳はシェインに「今日はなんの日か覚えてないだろ」と言う。

シェインは全く心当たりがなかったが、白鳳は「書類の間違いを相手から指摘された日」「大会でアランに勝って一緒に喜んだ」「食材を間違えた」など、大きな出来事から些細な出来事まで語りだす。

そして、白鳳は6年前に約束したサプライズとして眼鏡をプレゼントしたと話す。

白鳳はシェインや琴歌を愛している、しかし自分が不器用なせいで二人を苦しめている事を申し訳なく思っている事を吐露する。



「本当だよ…」


「不器用な…お父さんなんだから…」


「不愛想で不器用なお父さんの傍に私みたいな奴がいないと皆が怖がっちゃうからね」


死ぬまでずっと傍にいるよ、それが私の幸せだもん!



その後、第七試合にて司会に復帰する。ジョルジュがシャットダウンした時にはラーメンの実況をしたり、リオがジョルジュと同じ事をした時には、スポンサーゆえに怒りたくとも怒れないジレンマに陥ったりと、司会者として苦難の連続だった。



EP4 WCBT Second Round

1回戦後の夜、ハクと対話する。お互いが大切な人の為に戦ってきた事を認識する。

シェインは自分の想いを3回戦で白鳳に届けてほしいと頼む。ハクはこれを承諾、明日の訓練に誘い、別れた。

7月16日、約束通り訓練場にくるも、大会同様死亡しても復活できる空間や、身体欠損を当たり前のように治す医師などの、防衛軍以上の技術力に戦々恐々としていた。

ここで琴歌と対面、シェインは同じ家族に会えた事を喜ぶも、琴歌は実子である自分を差し置いて養子であるシェインと共に暮らしていた事実を知ってしまう。

事情を知らなかった事で怒りをぶつけられる事はなかったが、白鳳と二人で一緒に写った写真を落とし、それを琴歌に見られた事がトドメとなり、琴歌は白鳳への憎悪を爆発させ、白鳳と絶縁してしまう。シェインの預かり知らぬところで…

訓練では雪花と戦うも、メリア曰く完全敗北を喫したらしい。反物質が効かない、雪花の方が武術が上回っているというのが理由のようだ。

7月17日からは司会に専念する。ファルドラVSソフィア戦では、ファルドラをおちょくった紹介をしたせいで白鳳に絞められたり、ふざけるつもりのなかった天野江VSパト戦では、うっかり噛んだせいでこれまた白鳳に殴られたりと不憫な目に遭う。メリアと雪花の試合では、紹介前に戦いを始めた二人を止めたり、戦闘の余波で消えた加護や恩恵を必死に修復したりと、これまでの試合で最も肝を冷やしていた。


EP5 Stela Cinderella、EP6 WCBT Quater Finals

第2回戦最後、凍夜VSシヴウェンの試合の司会を行う。白鳳に怒られヤケになり、いつもの自由な司会を行った。シヴウェンの最期の演説の際は真面目に聞いていた。

準々決勝、白鳳VSハクの戦い後はハクの所にやってくる。試合後、ハクに自分の想いを背負わせた事で、白鳳にげんこつ付きで怒られたらしい。シェインはハクに想いを届けてくれた事に感謝し、来年の大会での再会を約束した。


東京異変

東京異変が発生し調査のために、動ける隊長、元隊長、副隊長が会場に召集される。彼女は白鳳と共に北東京の調査を行う事になる。

調査開始後、メリアに情報交換を持ちかけられるもこれを断る。

任務中にもかかわらず回転寿司屋「寿司王一番」で寿司を堪能、腹を下す。情報共有の際は夕日の報告に織り交ぜて監視カメラの報告をして白鳳に突っ込まれていたが、彼女は至って真面目です…(原文ママ)。

自販機前にて白鳳と合流するが、ほどなくして隊長の偽物が防衛軍たちに襲い掛かる。

シェインはファルドラのレプリカと交戦。圧倒するも、レプリカが用意した虚構のレプリカを本物と思い込み、倒しに行ってしまう。本物のレプリカは礼花が倒したので事無きを得たが、本人は自分で倒せなかった事を悔しがっていた。


第四幕 帝国 下巻

白鳳に無断で有給休暇を満喫していたが、木刀を持ってホテルから出てきた雪花を見て不安になった白鳳が連絡、雪花の監視を命じられる。

空港でフィロンと雪花が話している所に乱入。空気を読まずにフィロンの素性をばらしてしまうも、結果的にスムーズに協力関係を結ぶ事に貢献する。



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