ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

アステカ神話に登場する穀物を司る神

シペ・トテクとも表記される場合もあり、東を司る赤のテスカトリポカと同一視される場合もある。

また、死と再生を司る神の一柱で、種子と播種の守護神にしてアステカの20ある暦日“センポワリ”の15番目である“クアウートリ”守護神であり、農業、西方、疾病、春、金細工職人、季節の神でもある。


創造神オメテオトルよりウィツィロポチトリケツァルコアトルテスカトリポカの3柱の神々と共に生まれたとされ、その名は“皮を剥かれた我らが主”という意味で、伝承によればその名の通り自らの皮を剥いで人々に食料を与えてくれるとされており、その姿は肥満した体系で、生贄となった人間から剥いだ皮膚を伸ばしたものを被った神官で表され、それ故にその顔は二重になった唇や窪んだ眼を持つ姿で表されている。

なお、全身像で描かれる場合は皮が背中で紐によって結ばれており、皮膚を失った状態では黄金の神として描かれているらしい。


また、生と死を司る事から地下世界“ミクトラン”とも結びつけられて考えられており、そこから転じて人々に様々な病気をもたらす疫病神としての一面を持っているとされている。


余談

生贄の皮を剥ぐという行為は皮が植物の種皮を連想させることで、植物の持つ生命の再生を象徴しており、皮を剥ぐ行為は穀物が毎年自己犠牲をして皮を落として再生するという考えから来ているとされている。ちなみに生贄に捧げられた人々とは、贄を補給するための儀礼的な戦いである“ショチヤオヨトル”で選ばれたらしい。


関連タグ

豊穣神 アステカ神話

関連記事

親記事

アステカ神話 あすてかしんわ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3598

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました