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シモスクス

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しもすくす

爬虫綱ワニ目真鰐亜目ノトスクス科に属し、中生代白亜紀後期のマダガスカルに棲息した陸生ワニ類の1つである。

概要

学名の意味は「鼻先のずんぐりしたワニ」。

全長1.2mくらいとかなり小柄。

食べ物はトクサシダ等の植物

特徴

ワニというとが長く伸び、鋭いがあるをパックリ開けるイメージがあるが、このシモスクスは風変わりな顔つきをしている。

まず顔がとても短く、頭を上からみると丸みを帯びた正方形の形をしていて、高さのある頭骨をしている。例えるなら獅子舞。

 

そしてあごの関節が前の方にあり、歯はカエデの葉っぱのような形のものと鳥盤類恐竜を思わせる球根形の多咬頭歯(丸くて噛み合わせの広い歯)を持っている。

普通のワニは円錐形で太い歯を持っているのでこうした特徴から草食性だった事はほぼ確実。

葉っぱのような歯で草を切り取り、すりつぶすように食べていたようだ。

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