概要
ジェイアール東海フードサービス(JR東海の子会社)が販売していた鯱型のシュークリーム。
金のシャチホコをイメージしたシュークリームで、シュー生地のパーツと生クリームやカスタードクリームでシャチホコの形を作り、生クリームとチョコレートで目を、イチゴで舌を表現している。
飛び出た目、舌が垂れているように見える表情など、一度見たら忘れられないシュールな姿が特徴。
経緯
2000年から喫茶店「ボンヴォヤージュ」で販売された。
リニューアル工事に伴い、元々売られていた店が閉店し、販売は既存の喫茶店であった「黐木」に引き継がれた。
その後2007年4月に喫茶店「カフェ アローム」が開店。2011年2月末の「カフェ アローム」の閉店に伴い、「休養」と称してシャチボンの販売が休止となった。
2011年までの間に販売場所を転々と計3か所も渡り歩いたことになる。
復活の企画立案者と、当時のシェフの数奇な出会いによって、新たに製造委託できる会社を紹介してもらうことができ、2022年6月8日に復活。
当時のレシピは残っていないため、スタッフの舌の記憶と照らし合わせながら当時の再現が進められた。
形は基本的に当初のものを再現し、尾の部分までカスタードクリームを詰めるように変更された。
名古屋市にあるJR名古屋駅構内の「カフェデンマルク」にて販売されていたが、2024年4月10日に販売休止となった。
関連タグ
やきうのお兄ちゃん:飛び出た目に尖った口という共通点を持つ。
ぴよりん:事実上の後継となるスイーツ。シャチボンとは異なり愛らしい雰囲気を持つ。