チェコがオーストリア=ハンガリー帝国領だった1895年に創業した自動車メーカーで、その後は事業の拡大・縮小・分離を続けながら1948年にチェコスロバキアに社会主義政権が成立された後、国有化が行われAZNP(自動車工業国営会社)となる。1989年の民主化後、国営企業企業の民営化に伴いAZNPもされることとなった、当初はフランスのルノー社の傘下に入ることで調整が進んでいたが、ドイツのフォルクスワーゲンが割って入る形で提携にこぎ着け、1991年にシュコダ・オート株式会社として民営化、フォルクスワーゲン・グループの4番目のブランドとなった。
ラリーでカスタマーカーのラリー2(旧称R5)規定に則った四輪駆動ターボ車を製造しており、これが同規定最強マシンとして君臨している。全日本ラリー選手権でドイツ車・フランス車・イタリア車などを差し置いて、外車勢として初めて総合王者となったブランドが実はシュコダである。
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