(この記事は書きかけです。追記希望。)
警告!この記事にはシューティングゲーム「NeverAwake」のネタバレが含まれています。
概要
シータ(THETA)とは、シューティングゲーム「NeverAwake」のボスキャラクター。
襟巻き付きの白いローブをまとった金髪碧眼の少女で、主人公のレムと3回対峙する。
ダメージを与え続けて完全に撃破することはできない(設定的に考えれば妥当である)が、その代わり一定ダメージを与えるごとにソウルを放出し、ソウルを収集してソウルゲージを100%まで集めると仕様上クリア扱いとなって画面から飛び去っていく。
1戦目
ワールド3「QUACK HOSPITAL」のステージ7に登場。水色の衣装に4枚の羽といった容姿やリング状の衝撃波による攻撃はスマブラXのボス、タブーを想起させる。
使用技
- リング衝撃波
開幕から発動。画面全体に広がっていくリング状の衝撃波を放つ。無敵ダッシュでしか避けられず、速度も速いということもあって初見殺しとなっている。
- ワームホール
自身の近くにワームホールを出し、扇状に紫色の弾を放ったり、青色の火炎弾を流れ撃ちしてくる。
- 羽レーザー
第2段階で背中の羽が外れ、本体とは別に飛び回りながらレム目掛けて一直線にレーザーを放ってくる。
さらに、第3段階に入ると4枚の羽が分離し、画面の上下左右からそれぞれ格子状にレーザーや火炎弾を放つようになる。
2戦目
THETA IN BALLET (シータ・イン・バレエ)
ワールド6「SWEET HOME」のステージ3に登場。バレエが技のベースになっている。
使用技
- フラフープ
5本の巨大なフラフープを扇状に投げる。無敵ダッシュで一度フラフープの中に入り、もう一度無敵ダッシュを使って外に出よう。破壊はできないが、こちらの攻撃はすり抜ける。
戦闘が長引くと全方向に投げるパターンもある。
- 反射弾
フラフープと併せて使用。花の模様が描かれた弾を4発放つ。画面端に当たると反射する。
- バトン
第2段階で使用。直線状に9個投げるパターンと周囲に12個ばらまくパターンが存在。
バトンは時間経過で爆発して6方向に弾をまき散らすが、爆発する前に破壊することが可能。
- リボン光弾
第3段階で使用。リボンのように渦を描いて飛んでいく光弾を放ってくる。シータの周りを円周移動するパターンとレムの方向に螺旋を描きながら飛んでいくパターンが存在。
3戦目
THETA DIVINE (シータ・デヴァイン)
ワールド7「ROUTE A」の最終ステージに登場する、本作のラスボス。DIVINEは神聖の意。
塔の展望台のような場所での戦いとなる。
使用技
- 十字レーザー+扇状弾幕
開幕から使用。レーザーを十字に照射して回転させながら扇状の弾幕の壁を合計3回放ってくる。
- 槍
時計の針のような形状の金色の槍を発射する。
放射状に放つパターンとレムをホーミングするパターンがあり、こちらの攻撃で破壊できる。
第1・第2段階では画面端に着弾するとそのまま残り続け、一定時間後に戻ってくる。
一度倒すと画面下に落ちていくが、巨大な2つの翼のような手を従えて夜の花畑のような場所で再度戦闘となる。なお、第2段階以降でミスになった場合、リトライが第2段階からになる。
- 指レーザー
第2段階で発動。巨大な2つの手が5本の指それぞれから短いレーザーを放ってくる。
指を開いて画面上側から広範囲に放ってくるパターンと指を閉じて自機狙いで撃ち込んでくるパターンがあり、
前者はシータの真下が安全地帯となっている。後者は無敵ダッシュと併せて大振りに避けたい。
メインショットやアンブレラで防ぐことはできないが、トリガーアクセサリでの攻撃なら打ち消せる。
第3段階になると手が画面左右端に移動し、自機狙いで左右からレーザーを放ってくるようになる。
また、さらに以下の技も使用してくるようになる。
- 往復レーザー
画面上下端から横向きに太いレーザーを照射し、そのまま上下に薙ぎ払って一往復する。
無敵ダッシュでレーザーをすり抜けるしか回避する方法がない。
- 格子レーザー
手が隅に移動した後、指を開いて格子状にレーザーを放つ。レーザーは照射中もレムを軽く追尾するので端に追い込まれたら無敵ダッシュで別の隙間に移動しよう。
- 火柱
第3段階で発動。背景が画面奥に高速でスクロールし、画面奥に移動した後、地面から噴出した火柱が手前側に迫ってくる。
火柱は1本ずつ連続で噴出させていくパターンと4本横並びで噴出させるパターンがある。
第3段階からさらにダメージを与え続けると、紫色のクリスタルに変化。この状態になると弾幕の代わりにソウルを放出するようになり、実質的にクリア扱いとなる。
なお、裏ワールド「ROUTE B」クリア後に追加されるミッション「HIMITSU CHALLENGE」では
他のボスと違ってダメージを与え続けて完全に撃破する事が出来ないため、なるべく長くシータに攻撃し続けてスコアを一定量まで稼ぐという内容のミッションになっている。
THETA DIVINEの場合は、形態変化でスコアが手に入るものの体力が多く、スコアトートをもってしてもスコアの入手前にレートが尽きてしまい第3段階までに達成するのは至難の業であるが、
その後に出現するクリスタルを撃ち続けることでスコアが手に入るようになっている。ただし、仕様上ソウルのゲージが100%になるとミッション達成前にクリア扱いとなってしまうため、飛ばしてくるソウルも避けるべき対象となり、大量のソウルを避けつつクリスタルを撃ち続ける、「THETA DIVINEは前置きで、実質的なボスはクリスタル」といった比喩もされている。
レムとの関係
正体はレムの姉。現実世界のシータは文武両道かつ温厚で社交的な性格であったがため、その陰に隠れがちだったレムは自分に自信がなく、学校や家にも悩み事を相談できる相手がいない状態であった。
その一方で、ボスとして登場するシータは悪夢をテーマにしたこのゲームの敵では珍しく現実世界での姿に一番近い容姿をしており、レムの羨望がうかがえる。日記やアルバムには、シータに関する内容を見ることも可能。
戦闘BGM
- Remembrance
1戦目、2戦目で流れる。サビでメインフレーズが流れるのが特徴。
Remembranceは「記憶」を意味する。また、曲名に「Rem」が含まれている事もありレムとのつながりがあることを暗示していると思われる。
- Alternate Soul
3戦目で流れる。Remembranceのアレンジ。
曲名は直訳すると「魂の代替」となるが、自らの弱い心を具現化した存在である「レム」が悪夢という名の試練に立ち向かうことで殻を破り新たな自分に生まれ変わっていく、という解釈ができる。