概要
概要
NeverAwakeとは、株式会社ネオトロが開発したシューティングゲームである。発売元はPhoenixx。
2022年9月28日にSteam版が配信。コンソール機版として2023年1月19日にNintendo Switch・PlayStation5・PlayStation4版が発売、同年6月29日にXboxSeriesX/SeriesS版が発売(PlayStation5版とXboxSeriesX/S版はダウンロード専売)。
「ツインスティックシューター」と称した、移動と攻撃をアナログスティックに割り振った操作システムを採用し、またアイテム装備による多彩なパワーアップや1ループを短くしてリプレイ性を高めることでシューティングゲームの初心者から上級者まで楽しめるゲームデザインがアピールされている。
「少女の見る悪夢」を舞台とした、野菜や犬、歯医者といった少女の嫌いなものが敵となって登場するダークファンタジー調の世界観も特徴。
ゲームシステム
ゲームシステム
シューティングゲームとしての様式はサイドビュー視点・横スクロール型が採られているが、スクロール方向は縦や斜め、逆スクロールなど多彩なものとなっている。敵を撃破することで出現する「ソウル」と呼ばれるアイテムを収集し、100%になるまで収集すればステージクリアとなる。クリア時には、獲得ソウルに累計したソウルマネーが加算される。
基本操作
左側スティックで「レム」を操作し、右側スティックでショット攻撃を行う。敵がいる方向へ自動的に攻撃するオートエイム機能も実装されている。
また、左側トリガーボタン(SwitchではL)で無敵回避移動、
右側トリガーボタン(SwitchではR)で全方位攻撃などの特殊攻撃を発動することができる。ただし、特殊攻撃は発動しすぎると一定時間使用できなくなるので注意。
ワールド
ワールド
8つのワールドと10のステージで構成され、各ワールドの大ボスがいるステージ10をクリアすることで次のワールドへ進める。
ワールドごとに全てのステージをクリアすると「OMOIDE CHALLENGE」が解放され、クリアすることで「アルバム」の項目に写真が追加され、本作のバックストーリーが明かされていく。
ボスはダメージを与えた際に出るソウルを収集してもクリアできるが、ソウルを取らずに一定ダメージを与えて直接撃破する事も可能。
LEVEL1 VEGETABLE FOREST (ベジタブルフォレスト)
レムが嫌いな野菜をモチーフとする敵が出てくるワールド。
中ボス
WASABI MUSTARD (ワサビ・マスタード)
ステージ3に登場。大量の目がついた巨大なワサビの見た目をしており、画面を周回移動しながら目から弾を放ってくる。
EGGPLANT (エッグプラント)
ステージ7に登場。ミイラの顔と腕がついたナス。腕を振り上げて扇状に弾を放ったり、口から巨大な弾を発射してくる。また、距離を詰めて直接殴りかかってくることもあるので注意。
大ボス
VEGE-SCRAP (ベジスクラップ)
フォークの角が生えた野菜の集合体のボス。こちらに近づきながら火炎弾を吐いた後、大ジャンプの落下の衝撃で大量の野菜を降らせて攻撃してくる。
邪神スプーにも似てなくもない。
LEVEL2 DOG PARK (ドッグパーク)
犬の怪物の敵キャラが出現する住宅街のワールド。
中ボス
CHASER (チェイサー)
ステージ3に登場。画面の縦幅いっぱいの巨大ブルドッグ。画面左側からレムに近づき、目からは弾を、口からはザコ敵を吐き出してくる。体力を減らすと一気に距離を詰めてくる。
WATCHDOG (ウォッチドッグ)
ステージ7に登場。画面右側に陣取り、口からフリスビーさながらのカッターを発射したり、爪でひっかいて攻撃してくる。
LEVEL3 QUACK HOSPITAL (クアックホスピタル)
病院がモチーフだが、後半では人間の体内のようなステージも出てくるワールド。ステージ名のQuackは「医者」と「イカサマ」の2つの意味がある。
中ボス
TARDIGRADES (ターディグレード)
ステージ3に登場。tardigradeは「クマムシ」の意。最初は出現するザコ敵を倒しながら本体が入っているビンを攻撃すると、ビンが割れて中から本体とデーモンコアが出現。本体はレムを追いかけながら弾やザコ敵を放ってくる。そのままではダメージが通らないが、デーモンコアを攻撃すると一定時間画面がレントゲンのように白黒になり、頭部に水色の弱点が現れ、ここに攻撃することでやっとダメージを与えられる。
THETA (シータ)
ステージ7に登場。謎の金髪の女性。画面全体に及ぶリング状の衝撃波は無敵回避で避けよう。後半は背中の翼を分離させて翼からレーザーを放ってくる。
